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2004年01月08日

色のクオリア

2004-01-08-0.gif 小さいとき、色のことで論争になったことがある。赤いバラを見てだれだったかが突然、こんなことを言い出したんだ。
「ぼくの見ているこの赤と、きみが見ているその赤が同じ赤とは証明できないよね?」
「はい?」
 なんだこいつと思ったが、話を続きを聞いてみたんだ。
「つまり、ぼくが黄色と思っている色をきみは赤として見ているかもしれないのに、それをぼくは知ることができないんだよ。ぼくが知っている<赤っていう感じ>はぼくにしかわからないんだ」
「なんで? 脳の造りなんてみんな同じなんだから、同じ色を同じ感じで見ているに決まってるじゃない」
 とかなんとか……。意味のない話しだよね。
 で、なんで突然、こんなことを思い出したかといえば、最近買った『脳と意識の地形図』(リタ・カーター著)という本のコラムに、同じような話が出てきたからなんだ。それによれば、色感なども含め、感覚や記憶など、個人的な経験に基づく<そんな感じ>という質感は「クオリア」と呼ばれ、経験を構成する要素のひとつなんだそうな。
 WEBで検索してみたら、いました研究者。ソニーコンピュータサイエンスの茂木健一郎氏はクオリア研究の第一人者。彼はそのホームページのなかで「クオリアの本質、その起源の解明が、今後の人類にとっての最大の知的チャレンジ」と述べている。
 ふむ……だけどそんな相対的なこと、証明できないじゃん(と思っちゃうところが凡人なんだろうな)。
 実はね、モルモットは色が識別できないんだ。おまけに視力も弱いしね。だから「赤いバラ」の赤は人間とは違って見える。同じ場所で同じものを見ていても、まるで違う世界にいるんだよ。そう思うと、クオリアってなんだろうって考えたくもなる? ぼくは思わないけどね。

投稿者 かめちゃん : January 8, 2004 11:16 PM

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