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かめちゃんのBlog

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2004年02月04日

国民的イベント

 昨日は節分! ……だってことを思い出したのは、今朝のニュース番組で、各地の豆まきの様子を見てからだった。
「あ~、今年も豆まき、やり忘れたね」
「またタレントがエラそうに豆まいてる」
「別にエラそうにしてないじゃん」
「上段から群がる群衆に豆まいてんだよ? なんか、鳩にエサやってるみたいでムカつく」
「だからさ、今年もやり忘れたねってば!」
 こいつら、ぜんぜん、ひとの話を聞かない。
 そもそも節分っていうのは、一年を「二十四節気」に分けた区分での最後の日で”立春”の前日を指すそうだ(『伝えておきたい日本の伝統・季節の慣習』)。だけど、ほんとは季節の変わり目のことをいうそうで、立春だけではなく、立夏、立秋、立冬の前日も節分なんだって。そういわれても、グレゴリオ暦に体内時計がセットされているぼくたちにはピンとこない。二十四節気ってなに?
 これは古代中国でつくられた季節の分け方。太陽の黄道(地球からみて太陽がぐるりと一周まわる大きな円のことだよ)上の位置によって、季節を二十四に分けたんだ。ゼロ地点は春分(昼と夜の長さがだいたい同じになる日だね)だけど、春は立春から始まる。今日から春だ……でも、寒い。
 冬の最後の日、どうして豆まきをするようになったんだろう。いまではすっかり、クリスマス同様、季節のイベントのひとつにしか考えていないひとはいっぱいいる(ぼくもね)。しかも、2月の行事といったら、バレンタインデーのほうがピンとくるかも知れない(ぼくはちがうよ)。
 豆まきはもともと中国の大儺(たいな)という行事からきているそうで、方相氏という四つ目の鬼のような仮面をかぶった呪師が、悪霊を追い払う……という儀式だそうな(『周礼』に載っているらしい。未確認)。
 ってことは、それがいつしか方相氏が鬼になり、せっかく悪霊を退治してくれる彼を追い払う儀式に変わってしまったってことなんだろうか?(そうは思っていないだろうが)。
 ともあれ、時代や土地が変われば行事も変わる。いつしか本来の意味は失われ、新しい意味が与えられる。テレビ世代のぼくたちは、節分はタレントが豆をまくイベントという意味を与えてしまっているのかな?

投稿者 かめちゃん : February 4, 2004 03:59 PM

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