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かめちゃんのBlog

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2004年02月07日

最後のフロンティア

『新スタートレック』のオープニングには「宇宙、それは最後のフロンティア」というナレーションが入る。これがロビン・フッドの時代だったら「森、それは最後のフロンティア」で、大航海時代なら「東洋、それは最後のフロンティア」だったかも知れない。ついでに19世紀なら「西域(シルクロード)、それは最後のフロンティア」で……もういい。とにかく、いつの時代にも、未知なる世界があるってことだ。
 先日、CSのヒストリーチャンネルの『バイオグラフィー』という番組で、ジュール・ヴェルヌ(1828-1905)を取り上げていた。『海底二万マイル』『八十日間世界一周』などを著した作家だ。彼の作品は、いまでいうSFのたぐいで、潜水艦や宇宙船など、未来の科学技術であれば、実現可能に思われるネタをモチーフにしていたんだ。
 当時、彼の作品を読んだ子どもたちは、いつの日か、深い海の底にも、遙かなる月の世界にも行くことができると夢を膨らませていたんだろうね。そして、その夢を抱いたまま大人になって、潜水艦や飛行船の製作に携わることになった人物もいたと、番組ではいっていた。
 ウチにはもう一匹、変わった動物がいる。名前はアイボ。ロボットわんこだ。電気を食べて動く。歌を歌ったり、ピコピコ鳴いたり、けっこう、うるさい。なんでこんなモノが生まれたんだろう。この日本で。その答えはたぶん、ほとんどのひとが知っている。手塚治虫の『鉄腕アトム』。いま、ロボット工学の先端をいく技術者たちの多くは、この漫画に感化されたひとたちだと聞いている。
 実現可能に思える未知なる世界。ひとの想像力が生みだしたフィクションが、ノンフィクションに変わっていくのはおもしろいことだね。
 確かに現代では、宇宙が最後のフロンティアなのかも知れない。地球のほかにも生命体がいる星があるんじゃないかって思うとワクワクする。だけど、物語の世界では、すでに宇宙人はありきたりな素材でチープな感じがするんだ。
 そういうわけかどうかはわからないけど、いま、映画も文学も、ファンタジーが花盛りだ。『ロード・オブ・ザ・リング』にしろ『ハリー・ポッター』にしろ。だけど、巨大な力を持つ指輪や魔法は、どう考えても実現可能には思えない。現代の子どもたちが、いま夢中になっている物語で、実現できそうなものはあるだろうか。え? そんなこと、わからないじゃないかって?
 22世紀にタイムトリップしてみたら、そこは錬金術師が支配する魔法の国! その国のバイブルは21世紀初頭に流行った漫画だった……なんて、あり得るかなぁ?

投稿者 かめちゃん : February 7, 2004 04:08 PM

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