MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« ペット自由自在 | メイン | テレビの脅威 »

2004年02月14日

聖なる仕掛け人

 仕掛け人はいつの時代にもいるみたい。
 遙か昔、ローマ帝国の国教がキリスト教に決まった後も、各地ではなお、昔ながらの宗教儀式(祭)が行われていた。なかでも2月15日の多産祈願のルペルカリア祭は、半裸の男性が、逃げる女性を追いかけて革ひもで打つ! なんて過激なものだったそうだ(ひもで打たれた女性は安産を約束されるとか)。
 教会としてはこんな祭、見ていられない、即刻、禁止! ってなことで、その前日の聖バレンタインデーを祭日として祝うようにしむけたという。これが、本日バレンタインデーの起源(=諸説ある中のひとつ)なんだって。
 このバレンタインさん、まだキリスト教が迫害されていた頃のローマの司教で、当時、兵士は結婚してはならないとする掟を無視し、ひそかに結婚の儀式をとりおこなっていた人物らしい。そしてそのかどで逮捕され、斬首……じゃなくて処刑されてしまった殉教者なのだ(これも諸説ある)。
 そして時代は流れ、1496年、時の教皇アレクサンダー6世により、バレンタインは公式に恋人達の守護神となったというんだ(以上、カンフールサイトhttp://www.carrefour.co.jp/ほか参考)。
 アレクサンダー6世?
 彼は泣く子も黙る(?)チェーザレ・ボルジアのパパじゃないか。この教皇、数人の愛人がいて、子どもが9人もいたんだ。恋愛には当然、寛容だったに違いないよねぇ。まさか、自分のことを正当化するために、バレンタインを利用して恋愛普及活動をした? なんてことはないとは思うけど「ルネサンス期の堕落を代表する悪名高き教皇」(『ローマ教皇歴代誌』)なんて言われているそうだから、彼に認定された「恋人達の守護神」は、頭いたいよね、きっと。
 そして、またまた時代は流れ、1958年、日本のデパートでは「バレンタインセール」とうたった看板の下でチョコが売られた(日本チョコレート・ココア協会http://www.chocolate-cocoa.com/)。その後、製菓メーカーは、こぞって「バレンタインデーにはチョコを!」と販売促進し、いつの間にか「女性が男性にチョコレートをあげて告白する日」というビックイベントとして定着してしまったのだ。チョコレート業界ひとり勝ち! ってとこだね。
 だけど、チョコレートが愛のアイテムになるっていうのは、納得できるなぁ……と、ついこないだ観たばかりの映画(DVD)『ショコラ』の影響でそう思う(ほんわかした愛情にあふれたいい映画だよ!)。
 ともあれ、次なる仕掛け人……チョコレートに替わる「愛のアイテム」をひっさげて、バレンタインデーを横取りする企業が現れるのは、いつのことかな。

投稿者 かめちゃん : February 14, 2004 04:19 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?