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かめちゃんのBlog

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2004年02月17日

クジラ臨機応変?

 昔、『空飛ぶ鯨』というフォークソングがあった。誰の歌だったのか覚えていないけど「ある朝/ある町で/鯨が空を飛んでた/」という歌詞で始まり、最後はかわいそうな結末(海に帰ったんだっけかなぁ?)で終わった気がする。
 なんで突然、そんな歌を思い出したかというと、先月末から大分県、別府湾に体長10メートルほどのザトウクジラが迷い込んでいるというニュースを観たからだ。専門家の話では、時期が来れば自力で南の海へ向かうだろうということなので、人間達は「ただ見守っていればよろし!」ということらしい。そしてそのお言葉通り、連日「クジラ見守りたし!」との観光客が、押し寄せているとか。名前も「かんちゃん」とつけられ、すでにたまちゃん化している。
 現代の地球上最大の動物で、不思議な歌で仲間とコミュニケイトし、豪快なジャンプを見せる海の王者。『白鯨』などの小説にあるような、強くて恐ろしい怪物というイメージはすでになく、希少動物として守ってあげなくちゃいけない部類に入っているようだ。「捕鯨国日本としてはどうなのさ」という問題はおいといて、このクジラ、進化上では、カバに一番近い存在だって知ってた?
 分子生物学の発達で、進化に関する研究が進んでいるらしい。で、クジラとカバ。これを最初に言い出したのは、日本の学者、岡田典弘教授だそう。教授は進化とともに増える「レトロポゾン」というDNA配列を調べることで、クジラの祖先は、偶蹄類のカバや牛に最も近い存在と打ち出したそうな。
 そもそもクジラのご先祖は、陸を歩く肉食動物(パキケトゥス=約5000万年前)で、それが水陸両方で生活できる身体に進化し、最終的に海に対応した身体に落ち着いた。その間(約1000万年)に出現した種はざっと1000種類。これはものすごいスピードらしい。
 状況に合わせて素早く進化するクジラ。海も陸も使いモノにならなくなった遠い未来(近かったらどうしよう!)、空飛ぶ鯨が生まれる時代もくるのでは?
「そうなんですよぉ、『空飛ぶ鯨』はそんな未来を想像して作った歌なんです」……ではないだろうけど……これっていったい、誰の曲だっけ?

【今日の資料】
ナショナルジオグラフィック(2001年11月号)

投稿者 かめちゃん : February 17, 2004 04:27 PM

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