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かめちゃんのBlog

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2004年03月13日

映画鑑賞 その2

 今日は久しぶりにculiと映画を観に行ったよ。『ラストサムライ』も捨てがたかったんだけど(って1ヶ月半前の日記と同じセリフじゃん!)まあ、こっちはDVDになってからでもいいやってことで、今日はculiのお仕事の研究がてら『イノセンス』にしたんだ。
 これは『マトリックス』の兄弟監督に影響を与えたっていう押井守監督のアニメーション映画の第2弾。第1弾の『攻殻機動隊』を観ていないと世界観がわからないと言われていたので、それを観てからにしたかったんだけど、DVDも売ってなければ、レンタルも(借りられていて)なくて、結局、テレビ版のDVDをculiに借りてきてもらい、1話と2話だけ観て一夜漬けした。
 まあ、簡単に言えば、未来(西暦2030年頃……イノセンスでは2032年)の刑事モノだ(公安だけどね)。時代はサイボーグ(機械化人間)やロボットと人が共存する電脳社会で、公安の主人公も脳の一部だけ生身の機械人間だ。
 そんな内容なわけで、アニメーションといえども、客層は十代後半から二十代ってところ。圧倒的に男性が多かった。それに、大半は前回も観ているファンなんだと思う。一応、パンフレットを先に読み、一夜漬けで世界観を把握してはいたけれど、初めて観る者にとってはわかりにくい内容だ。
 まあ、もともと内容を期待して観に行ったわけじゃなく、世界に誇る日本のアニメーション技術っていうのがどの程度なのか確かめたかったんだ。culiはそういう現場にいるヒトなので「思ったほど目新しくはないなぁ」と言っていたけど、素人目には、リアリティを追求し、細かいところまで気を使っていて、映像アート作品としては完成度はかなり高いと思ったね(天晴れ!)。
 ストーリーは「人間の生きる意味を描く」と公式WEBサイトに書いてあったけど、いまさら要素還元主義や機械論的世界観をベースにして意味を問われてもなぁ……と作品のメッセージにはピンとこなかった。登場人物がほとんどサイボーグやら人形ってこともあってだろうけど、どのキャラも同じ価値観(制作者の価値観)に沿って、表面的に動いているだけにしか見えなかったんだよね。まあ、前作を観ていればまた違う感想になったのかも知れないけど、この映画だけ観た限りでは、映像以外は深みが足りないな、と思ってしまった。
 と、まあ、それはそうと、今回、一番衝撃的だったのは、本編の前に流れるコマーシャルフィルムの「神奈川県ニュース」だ(神奈川県内の映画館で観たのでそんなの流れた)。内容は「県内のお花見の名所案内」と「川をみんなでキレイにしてます」っていう環境問題対策。まるで小学校で観るようなダサダサの映像とナレーション。「なんじゃこれ?」と観るに絶えず、席をはずしたくなっちゃったよ。
 確かに、若者たちが観る映画の前に県政のPRをするっていうのはいい手かも知れない。だけど、作り方ってのがあるだろうに……。これじゃあ「興味をもってもらわなくて結構」と言っているようで逆効果だ。
 それこそ押井監督のように、こだわりを持って作れないものなのかね。役人にセンスを求めるな? ま、そうだな。
(あのダサダサがかえってインパクトがあると深読みして……なんてこともないな)。

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投稿者 かめちゃん : March 13, 2004 05:20 PM

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