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2004年03月26日

火星は誰のもの

 今月初め、火星探査機『オポチュニティー』が、火星に水があった証拠を見つけ、世界は「わーっ!」と喜んだ……(たぶん)。
 水があったってことは、生命体がいた可能性があるってことだ。すごい! 生命は、やはり宇宙からやってきたのかも知れない……なんて夢は膨らむ。いや、「水があったからって、それがどうした?」という声もあるだろう。米国の科学者たちは「地球に住む人類の生活改善に役立つ科学研究の推進に焦点を絞ることの方がより理にかなった選択だ」(『HOTWIRED JAPAN』3/7配信newsより)と、巨額な予算を火星探査に当てることに非難していたりもする。
 確かにそうだ。地球上には科学的に解決しなくちゃならない問題が山積みだ。しかし、その前に、政治的に解決しなくちゃならない問題をどうにかして欲しい。何をするにも、それが妨げになる……と、尖閣諸島の小さな島をめぐる騒動を見ていてそう思った。
 今は無人の小さな島は、1895年に沖縄県に編入され、日本の領土とされていた。敗戦後、沖縄とともに米国の占領下に入ったわけだが、問題はその間に起きたようである。1968年に行われた海洋調査で、尖閣諸島の乗る大陸棚に石油資源が埋蔵されている可能性が示唆されたのだ。それにより、中国と台湾が、領有権を公式に主張した……ということだ。1972年、米軍から沖縄が返還されると、尖閣諸島も当然、日本に戻ってきたわけだが、中国、台湾はそれを認めていない……というわけ。
「石油がある?! とわかると、コロッと態度を変えやがって」とあきれてしまうが、しょせん、政治なんてそんなもんだろう。
 小さな小さな島をめぐって、なぜこんなに睨み合うのか、実はよくわからない。というより、なぜとっとと解決しようとしないんだろう。これを機に、過去の歴史から何から解決に向けてとことん話し合ってもいいではないか。お隣さんたちといつまでもぎくしゃくした関係を引きずっていても、いいことなんて何もないのだから。
 100年、200年とこのまま問題を先延ばしにする……なんてことはないと思うが、小競り合いをしている間に、もしかしたら、火星のテラフォーミングが完成し、金持ち米国人は、枯渇した地球を離れてしまうかも知れないではないか。
 ……なんていうのは、まだSFの領域だろうけど、火星探査の最終的な目的は、テラフォーミングにあると聞いて、ちょっと驚いたのだ。
 テラフォーミングというのは、惑星を地球のように人が住めるよう改造することだ。そんなことできるわけがない……と今の段階では思うのだが、たぶん、いつかは出来ちゃうだろう。それは少なくとも2~300年以上はかかると思うけれど、その足がかりとして、ムダと思われながらも巨額な予算をつけて、米国は火星探査機を送っているのだ。
 夢の夢ではあっても、数百年後、火星が人の住める状態になったとき、世界の国がどうなっているのか考えてみるのは面白い。地球はもとより、はたして、火星はどこの国のものになっているだろうか。各国の共有領地として、多民族が、うまく共存しているだろうか。
 もしかしたら、そんな時代になってもまだ、「尖閣諸島はオラの領土だ!」と睨み合いが続いているかも知れない。この問題を穏便に解決していないとなれば、火星の領土合戦も悲惨な状況を招いているに違いない。
 どうせなら、いい夢みたいと思うんだが、やはりそれも、SFの中だけの物語なのかな。

投稿者 かめちゃん : March 26, 2004 05:49 PM

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