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かめちゃんのBlog

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2004年04月12日

解放されてない!

 なんだ、まだ三人、解放されてないじゃん! どうなっているんだよ、おい。
 ……ってな微妙なときに、われらの首相は、チェイニー米副大統領に会い「米国のイラクに対する大義と善意を信じる。だからこそ、当初から支持、協力してきた」(asahi.com)なんてコメントしちゃうしなぁ……。いまはネットや衛星で、即時、世界に発信されちゃうんだよ。人質をとっているテロ組織が見れば、「返すのやめた」と思っても不思議じゃないだろうに(そんな理由じゃないだろうけど)。
 そもそも、この人質事件は、ファルージャの無差別攻撃が引き金になっているときく。4人のアメリカ人が惨殺されたのを発端にファルージャを包囲した米軍は、モスク空爆を含め市民を600人以上殺害し……これのどこが大義なんだよ? もう、怒るに値しないほど情けなくて泣けてくる。テロ組織にアピールするためにも「自衛隊は引きあげないが、アメリカのファルージャ攻撃については遺憾に思う」ぐらい公に言ってくれてもいいではないか。ま、望むだけムダか。そういう性質の政府なんだった。
 イラクの派遣っていうのは、けっきょく、参戦だったんだなと今になって思う。テロって言葉は、あくまで犯罪に聞こえてしまうけど、彼等にとっては聖戦、つまり戦争なのだ。アメリカだって、テロとの戦争と言っている。テロが、日本でも起きる可能性があるってことは、形や規模は違えど、これって、世界を巻き込んだ戦争なんじゃないか? この戦争に参戦する覚悟で自衛隊の派遣を認めた国民は、いったい、どのぐらいいるんだろう。
「派遣することにより、自分たちの命もいつ狙われるかわかったものじゃないが、それよりテロ撲滅にむけた戦争に参戦することには価値がある」と、日本のみなさんは、覚悟していたのだろうか。参戦じゃなくて人道支援だ? アメリカを支持し、要請に応えて派遣し、現に、武器を持ったアメリカ兵を運んでいるじゃないの。表向きは人道支援でも、裏では参戦だってことぐらい、日本人より、イラクの武力勢力のほうがお見通しなのかも知れない。というより、いくら日本人がそう思わなくても、戦争しかけてくる相手がそう思ってるんだから仕方ない。
 まったく、今のこの世界情勢が百年後の歴史の教科書に、どう記されているのか見てみたいものだ。その内容は、今を生きる人々には想像はできても、当てることは難しいだろう。歴史は結果から評価を決めるものだ。その結果は、今を生きている人たちには、とうてい見えやしない。だから正義やら善意やらを信じながらも、悲惨なことを起こしてしまう。未来の評価はよくも悪くも、今を生きる人々が想像しているものとは違ってくるものだ。
 それにしても、この戦争、どうすれば終わるんだろう。ロボットを作ったり、火星に探査機を送ったりできるくせに、なんでいまだに、暴力以外で暴力(テロ)を解決する名案が誰にも浮かばないのだろう。
 そういえば、20世紀にはガンジーというヒトがいたっけね。暴力には非暴力と不服従。ガンジー死後のインドとパキスタンの争いを見ると泣けてくるが、あれはやっぱり奇跡だったんだろう(イギリス弱ってたし)。
 この21世紀の戦争を収拾させられるほどの偉大な思想家や政治家はいつ現れるんだろう。いや、思想や政治にそれを求めるのはもう古い!
「これからは科学です。すべての人間に遺伝子操作をほどこし暴力性を排除すれば、戦争のない世界が実現できます」……ってどう? ま、そんなバカなこと考えてないで、一刻も早く、解放されることを祈ります。

投稿者 かめちゃん : April 12, 2004 06:16 PM

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