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かめちゃんのBlog

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2004年05月04日

発表会の力

 今日はずーーーーーっと(明日もずーーーーっと)先日撮ってきた友人の音楽発表会の写真編集に明け暮れていた。彼女の本業は歌うたい(声楽家)なのだが、生徒さんを数人とって、個人的に歌とピアノを教えている。
 友人……といったって、ここ1年ばかり会っていなかったし、その前は5,6年会っていなかったりと、まあ、実生活での接点はなかったりする。なので、今回の音楽会の話を聞くまで、音楽教室をやっているなんてことはまったく知らなかったのだ。
「発表会はやるつもりなかったんだけど、人前で自己表現することが第一歩なんだよね」
「第一歩?」
 どうやら、彼女の生徒さんたちは、繊細な子が多いようなのだ。ずっと家に引きこもっていた子や、ちょっと注意すると、すぐに機嫌を損ねてしまう子など。だけどそんなガラスのような子どもたちが、音楽を通して少しずつ変わってきたという話しなのだ。引きこもっていた子は、学校に復帰したとも聞く。
 いやぁ~、いい話しだ! ってことで、なんでもお手伝いしましょ~と、カメラマンをやることになったわけだが、なるほど、公の舞台で自己表現する体験は、自分をリフレッシュさせる良い手段だと思うのである。
 学生の頃だが、身の程知らずにもミュージカルなんてものをやっていた。歌って踊って演技して……である。スポットライトの下で身体を使って演技するというのは、もう自己解放そのもので、役柄によっては自己破壊までいってしまう。自分じゃない自分が飛び立つみたいな感じだ。
 まあ、スポットライトがなくても、人前で歌うカラオケなんかも似たような感覚がある。あ、仲間内だけのボックスじゃダメ。知らないグループもいる飲み屋さんのカラオケでの話しだ。勝手におしゃべりしているグループを「黙らせてやる~」という気合いがなくちゃダメなのだ。自分だけ気持ちよく歌えればいいという自己陶酔系の歌い方では、自分じゃない自分が飛び立つあの感覚は得られない。
 歌の発表会は、見知らぬ人に、歌を聞かせるという使命が伴う。どう歌えば自分が歌に載せた気持ちを伝えることができるのか、それは一種のコミュニケーション能力でもある。
 普段の言葉や態度ではうまく自己表現できなくても、人に聞いてもらいたい、伝えたいという気持ちと、どうすれば伝わるかを真剣に考え、身体を動かしてみれば、きっと別の自分を飛び立たせることができるんじゃないだろうか。
 あ、だけど「誰もわかってくれない! これがオレの表現だ!」と暴力に訴えるのはムダ。自分が飛び立つどころか、みんな怒りながら周りから飛び去ってしまうのがオチだ。


投稿者 かめちゃん : May 4, 2004 11:41 PM

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