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カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

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2004年05月31日

サボタージュ

 昔から試験前や大仕事の前になると、無性に「何か作りたい!」という衝動に駆られる。
 絵を描いてみたくなったり、人形を作ってみたくなったり、小説を書いてみたくなったり……と、普段はやりもしないことを、なぜか「明日から忙しいぞ!」と逃げられない状況に追い込まれると、「あ~っ! アイディアが頭のなかにぃ~っ! いま描かないと忘れちゃう~っ!」と「何か作りたい症候群」の症状が出始めるのだ。
 ま、言うなれば、サボタージュしたくなるということである。
 今週水曜日に、テレビ屋さんがくる。いや、テレビ屋さんじゃないな、何や屋さんだろう? とにかく地上デジタル放送を見られるように、工事のヒトがやってくるのだ。なにしろウチのインフラ面は、ぜんぶculiにおまかせしているんで、よくわからない。この件についても、業者さんから「水曜日にうかがいます」「わかりました。よろしくお願いします」なんて応えたけれど、はて「どんな工事だ?」とよくわかっていないのだ。ただこの工事がすめば、「日曜日の13時から『新選組!』が見られるようになる!」と言うことだけはわかっている。
 ってことで、テレビ周りを整理整頓しなくちゃいけない。なにしろ、ウチはモノが多いので、固定されたものをひとつ動かすだけで、大騒ぎになるのだ(どんなウチだよ!)。
 そこで、「よし! 季節も変わったことだし(この暑さは夏じゃないか!)、この機に部屋の大掃除でもするかっ!」と意気込んだ。が、しかしである。なぜか、あの、忙しいときにふつふつと沸いてくる「何か作りたい」という衝動にかられたのだ。意識は「よしやるぞ!」と言っていても、無意識は「工事? 大掃除? 面倒だな」と言っているせいに違いない。
 いつもなら、意識が無意識を追い込んで、なんとか「作りたい症候群」を押さえ込むのだが、今回は、「ま、明日もあるし」ということで、「作りたい」という衝動を野放しにしてみた。で、できたのが、「クロちゃんのフェルト人形」。本当は携帯ストラップにつけるマスコットを作ろうとしたのに、でかすぎた。おまけに似てない! 
 普通、出来はどうであれ「作りたい」という欲を満たしてやれば、なんとかその衝動はおさまるのだが、今回は逆。「似てない! 似てない! こんなんじゃない!」とますます「作りたい」欲が大きくなってしまった。
 が、こんなことしてる場合じゃない。ともあれ、明日は部屋の掃除。それが終わればいくらでも作れるんだし……と思うのだが、掃除が終わったら「何か作りたい症候群」もおさまるだろう。そうやって、いつも出来損ないか、作りかけのものばかりが散乱するのである。

投稿者 かめちゃん : 12:39 AM | コメント (0)

2004年05月30日

監視カメラは有効?

 ウチはマンションの5階にある。
 その自宅の玄関を開けるまでは「おでかけフェイス」でいなくちゃいけないのだが、どうも、エレベーターに乗り込んだ瞬間にダラ~ッとしてしまうのだ。荷物をどかっと床に置き、壁にだらんと寄りかかり、靴ひもをはずし、上着を脱ぐ……。そしてチンという音とともにエレベーターがとまった時点になって、ようやく「はっ!」とするのである。
「しまった! 監視カメラついてたんだっけ……」
 ウチが5階でよかった。それよりも上の階だったら、シャツまで脱いでいたかも知れない。「でもまあ、これも防犯のため。別にカメラに撮られていたってかまうもんか」と開き直るのだが、この監視カメラ、抑止力になっているのだろうか。
 昨日のNHKスペシャル『データマップ63億人の地図』では、街の治安問題をとりあげていた。いま、世界で一番犯罪増加率が高いのはなんと日本だというのだ。まあ、犯罪率じゃなく増加率なわけなので「いよいよボディガード付きの家に引っ越さねば!」(引っ越せるか!)とあせる必要はないのだが、どうも不安だ。
 防犯先進都市(?)のロンドンでは、街のあちこちに監視カメラが置いてあるという。これで犯罪は減ったのか? と思いきや、犯罪者は別の街に移っただけで、その数は減るどころか増えているそうだ。しかも、カメラを設置した街においても、カメラに映っても大丈夫なように、顔をかくして犯罪を犯す連中が増えてきてしまったというのである。やっぱりカメラは、短期的な効果しかないのかも知れない。
 それに比べ、犯罪大国アメリカでは、その犯罪数は減少しているそうだ。アメリカが取り入れた方法は、犯罪数の多い街や通りを徹底的にとりしまるというやり方である。
 その犯罪多発地帯を把握するために、犯罪別統計データーを地図に反映させる。すると、ふしぎに大きな犯罪から小さな犯罪まで、おなじ地域でおきているという結果が出てくるのだ。
 どうして地域によって差が出るのか……。
 ま、番組では、よく聞く話しで結論づけていた。つまり、地域のヒトビトの交流が盛んで、顔なじみが多い街ほど犯罪は起きにくいというのである。逆に落書きがされていようが、ゴミが散乱していようがおかまいなしの街ほど犯罪が起きやすい。
 とはいえ、この地域はまだ永住的ファミリー世帯が多いけれど、やどかり独身世帯の多い地域では、なかなか地域ぐるみで……というのは難しい。ってことで、パトロールロボットなんてのを作って、街のヒトの顔を覚えさせて、うろちょろさせたらどうだろう……と書きながら、これって、おまわりさんの仕事と同じじゃないかと、ハタと気づいた。だったら簡単、おまわりさん、増やして。
 警察なんかにゃ任せられないと、地域住民でパトロール隊を作るのもいいけれど、ボランティアじゃなく、失業している若者たちを集めて警察でおまわりさん助手として使ってあげたりしたらどうなんだろう。仕事がなくて「やってられっかっ!」と犯罪に走る若者を逆に正義の味方にしてあげれば……って、まるで幕府の考えた浪士組みたいだな。ま、いちおう、役には立ったし……ねぇ。

投稿者 かめちゃん : 12:36 AM | コメント (0)

2004年05月29日

人力車

 山崎洋子の小説『横浜幻燈館』に、人力車をひく女学生が出てくる。この話の舞台は明治時代の横浜、外国人居留地なのだが、ストーリー自体は軽い推理小説で、細かい内容は忘れてしまった。ただ、この時代に男勝りに人力車をひく女性なんているのかなぁ、という印象だけが残っていた。
 先日、横浜中華街に行ったとき、その話を思い出した。人力車があったのだ。黒塗りで赤いふわふわのシーツで幌つき。意外に大きい。もちろん、明治2年(1869年)に発明された人力車そのものではないが、ヒトを乗せるのだから、このぐらいの大きさはあったのだろう。そして、その人力車の前には、若い女性がはっぴを着て客を待っていたのだ。
「やっぱり女性でも、ひけるんだ」
 だけど、ヒトにひいてもらって街を廻るというのは、なんとなく申し訳ない気がしてしまう。しかも、自転車やバイクにのってではなく、自分の足で走るのだから、そうとう体力がいるだろう。
 明治時代は、これまでの「かご」にかわって、この人力車がタクシー代わりになっていたようで、外国人の書いた日本訪問記には必ずといっていいほど、この人力車の話しが出てくる。とにかく誰もが驚くのは、その速さと体力だ。ずっと走りっぱなしで、横浜から箱根やら日光まで運んでくれると言うのだから、(その話を信じればだが)超人である。おまけに、車夫のとる食事は実に質素で、客が茶店でゆっくり食事をしている間、ご飯とお茶だけを流し込んで待っているというのだ。
 この人力車、誰だったかの手記(裏覚え)に、気に入ったので買って帰ったという記述もあった(車夫が気に入ったわけじゃない。車のほう……あたりまえか)。また、外国人観光客むけのポストカード(写真に色をつけたやつね)には、人力車に美しい日本髪の女性が乗った写真や、ふざけて、転倒している写真なんかが使われている。こういうの、異人さんは好きなんだろうな。
 現代の人力車は、思い切り走れる道路もないし、まさか「箱根まで行ってくれ」なんて客もいないだろうから、ゆっくりのんびり、景色を楽しんでもらうために走っているんだろう。
 乗ってみたい……けど、やっぱり、申し訳ないな。


横浜幻燈館―俥屋おりん事件帳
山崎 洋子

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投稿者 かめちゃん : 12:34 AM | コメント (0)

2004年05月28日

いつか南の島!

「来週、旦那がタヒチに行くんで、そうめんひと箱買って成田空港まで送っておいて欲しいって言われたんだよね」
「は? そうめんひと箱?」
 友人とのランチタイム。どうやら旅行代理店勤務の彼女の旦那さんが、現地日本人スタッフの「そうめん食べたぁい」という声に応え、一緒に空輸するつもりらしいのだ。
「タヒチいいなぁ……。白い珊瑚礁の砂浜の上で、冷たいめんつゆにそうめん付けて食べたら最高だよなぁ……」なんて想像していたら、「タヒチっていってもねぇ、珊瑚礁の砂浜のある島ばかりじゃないんだよ。行くのに11時間もかかるし、英語通じないし、リゾートならセブ島がいちばんいいよ。近いしさ」とプチッと夢を壊された。ま、セブ島でそうめんでもいいんだけどさ。
 生まれてこのかた、リゾートアイランドと呼ばれる南の島には行ったことがない。1週間、トロピカルドリンクを飲みながら、な~んにもしないバカンスを送るというのはひとつの夢だ。そのまま珊瑚礁の砂に埋もれてしまってもいいかも知れない……埋もれる? そういえば、タヒチは大丈夫なのだろうか。
 同じ南太平洋の島、ツバルが海に沈みかけているという話は聞いて久しいが、ほかの南の島はどうなのだろう? とはいえ、まあ、今世紀中にどうにかなるって話しじゃないし、足腰の自由がきくうちに一度行ければいいし……と思っていたら、インターネットニュース局「ビデオニュース」のレポート映像で、ツバルの首相が、国民を段階的に他の国へ移住させていく決断をしたと発言していた。「50年後、この島は海の底に沈んでいるかも知れない」と、かなり深刻な様子である。
 ツバルは珊瑚礁でできている島なのだが、最近、地面から海水がわき出てきて、農作物や井戸の水が海水に汚染され、生活面にも影響が及びだしたというのである。しかし、まわりの国々(オーストラリアとか)は、「ここ8年もの間、ツバルの海面上昇の変化を観測してきたが、ほとんど変化はみられない」と移民受け入れには慎重らしい。それに、ツバルのひとびとも「沈むわけがない」と楽観的だ。
 まあ、地震と違って、突然やってきて、一夜にして沈むなんてことはないだろうけれど(アトランティスは?)、国のトップが「この国は、今世紀中になくなるかも知れない」なんて発言するぐらいなのだから、やはり現実的な問題なのだろう。もし、日本の首相がそんな発言をしようものなら、大パニックになるに違いない。もし、そんなことになれば、「せめて富士山だけでも無事に……」と祈りつつ、スペイン語を猛勉強して、スペイン移住を希望するかな。たぶん(受け入れてくれない? がーん。じゃあ、オランダがいいかな……)。
 ま、ともあれ「珊瑚礁の砂浜の上でそうめん……」の夢は、かなえたいものである。

投稿者 かめちゃん : 12:33 AM | コメント (0)

2004年05月27日

横暴なカラス

 カラスめ……。
 駆除の進む(?)トウキョーから追い出されたカラス(たぶん)どもが、このあたりに巣くっている……というのは前にも日記に書いた。数歩あるくたびにカラスに出会い、「かぁ、かぁ、かかか……」とばかにしているような鳴き声をあびせてくるのだ。その声はけっこうでかくて迫力があったりするものだから、まるで、こわいお兄さんたちの間をすりぬけるかのように「この道、あるいてもいいですか?」とカラスの顔色をうかがいながら、そそくさと家路を急いだりするのだ。
 きょうも、カラスのたむろする道を歩いていたら、いきなり上空から白い液体が目の前にポトリと落ちてきた。
「うぉーっ! 危機一髪!」
 カラスめ……。
 そのまた帰り道、塀の上に数羽のカラスが並んでジロジロこちらを見ている中を、「すいませんね~、通りますよ~」と通ろうとしたら、目の前を、さっと横切る黒い大きな影が!
「うぉーっ! ニアミス!」
 なんなんだ、いまのはっ!
 目と鼻の先を猛スピードで横切りやがった! ば・か・に・す・る・の・も・いいかげんにせぃっ!! と怒り爆発! ……だか、しょせん相手はカラス。イライラすればするほど、むなしさジンワリである。
 朝、窓を開けて、すがすがしい空気を吸おうと思ったら、ベランダのパラボラアンテナの上にでかいカラスがとまっている。ベランダで野良仕事をしていたら、「ぐぁーっ」とでかい声で低空飛行で脅してくる。
 カラスめ……。
 都知事の気持ちが少しわかった気がする、今日この頃である。

投稿者 かめちゃん : 12:32 AM | コメント (0)