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2004年06月27日

『新選組!』のイメージ変わる?

 今日が最終回でもよかったかも>大河ドラマ『新選組!』。
 どうも役者のせいか、シナリオのせいか、主役のメンバーより今日、暗殺された芹沢鴨のほうが断然、存在感があったように思えるのだ。これでいなくなっちゃたか……と思うと気が抜ける。
 いままで描かれてきた新選組の芹沢鴨といえば、乱暴狼藉を働くだけで「こんなやつ、早く排除してしまえ!」と誰もが怒りを覚えるような悪役だったのに、三谷脚本では、そうはならなかった。悪行の裏側(人間の業やら哀しさやら)を浮き彫りにして、視聴者側に理解を求めてきた。三谷氏は人道的なヒトなのだろう。
 暗殺の陰謀を企てた主役側の真意は、とうてい立派とは言えない。「正義の味方が悪人をやっつけてスッキリ爽快!」という水戸黄門的な展開を期待して観ていたら、鬱になること請け合いである。これからの後半は、ますます重く汚い内容になっていくけれど、鴨の次に存在感を示してくれるキャラは誰になるだろう。坂本龍馬かな? なんか、いままでにない新選組であることは確かである。
 なぜ、主役メンバーには魅力を感じないのだろう。その理由として、あまりに彼らが自分たちと等身大に描かれていて、同類嫌悪が起きているからではないかと思えなくもない。「やだな、自分みてるみたいじゃん」……である。
 いつの間にか、自分の信念よりも組織を守ることが大切となり、おかしいと思っていても、異議を唱えられなくなってしまったり、「この人についていくと決めたんだ」と、自分の考えを放棄しヒトの背中で生きようとしたり、ちょっとの批判も受け入れられず、批判するような不快なヒトは排除したくなったり……と、ぜんぜん、かっこよくない。おまけに歴史は変えられないから、その無様な状況を続けながら、最後は崩壊するしかない。これでカタルシス得られるか?(そういうドラマじゃない?)
 新選組の人気は、後世描かれてきた小説や映画によるところが大きいけれど、この三谷新選組によって、その流れはどうなるだろう。少なくとも、芹沢鴨に対する悪評は、若干、緩和したんじゃないだろうか。小説や映画が与えるイメージは、歴史書よりも大きいのだ……それが怖かったりもするけどね。 

投稿者 かめちゃん : June 27, 2004 01:20 AM

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