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カメちゃんのお出かけ帳

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かめちゃんのBlog

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2004年06月29日

原風景

 この数日間、家族(親きょうだい)の間で昔話が花咲いている。昔住んでいた家の前がどうなっていたかとか、飼っていた鶏のことや(名前をつけてかわいがっていたのに、食べちゃったんだよね)、つくしをよくとって食べていたとか、バッタに咬まれたこととか……。微妙に記憶が食い違っているのがまた、おもしろい。
 ひとつ記憶の糸をたぐると、忘れていたことが次々と思い出されてくる。なかでも、もう一度、戻ってみたいなぁ……と強く望むシーンがある。満天の星空の下、蛍が飛び交う野道を家族で歩いていくシーンだ。たしか、できたばかりのお風呂屋さん(数種類のお風呂がある)に向かっていたんだと思う。「そのお風呂にもう一度入りたい!」ってことではない。月明かりと幻想的な蛍の光に照らされていた、あの畦道に戻ってみたいのだ。ま、つまり、蛍見たいなぁ……ってことなんだが。
 さて、あの地域(金沢)では、まだ蛍は飛んでいるんだろうか? 都内では、わざわざ捕まえてきて屋内で見せるというイベントを時折やっているようだけど、満天の星と小川のせせらぎとしめった草の匂いがなくちゃ、蛍の本当の美しさはわかるまい。
 それにしても、不思議に思い出すのは、田舎の風景と生き物たちとの触れ合いばかり。窓にはいつも黄緑色のアマガエルが張りついていたなぁ……とか、メダカはけっこう素早く泳ぐ……とか。いまは思い出の中にしかでてこない(川、近くにあるのにドブ川だし)。
 蛍もアマガエルもメダカもその数を減らしているときく。学校ではいまでも『蛍の光』や『メダカの学校』など歌っているんだろうか。「蛍ってなに?」「メダカってなに?」とホンモノを見たことのない子ども達も多いんだろうな。
 ちなみに東京に越してきたばかりの頃、『蛍の光』を歌いながら「蛍はわかるけど、窓の雪がなんで明かりになるの?」と言っていた友人がいた。雪って、けっこう月明かりを反射して明るいのだ。これも金沢の原風景のひとつだな。むしろ蛍の光を明かりにしていたという逸話が気になる。いったい何匹つかまえれば明かりになるっていうんだろう??(おまけにチカチカするし)。
 目、悪くしただろうな。

投稿者 かめちゃん : June 29, 2004 01:23 AM

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