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かめちゃんのBlog

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2004年07月08日

江戸川乱歩と秘密の部屋?

 あっつーーーーーーーーーーーーーいいいいいっ!
 昨日も今日もなんなんだ、この暑さは! 身体の中に熱がたまって出ていかない。もう、日本の夏は、35度はあたりまえの状態になっちゃうんだろうか。
 で、また涼しそうな映像がテレビに映って釘付けになった。土蔵の中である。もしかしたらもわっとした暑さがこもっているのかも知れないが、土蔵って、みた感じはなんか涼しげである。
 さて、その土蔵。天井まで届くすっごい数の本棚が並んでいる。その本棚にはぴっちりとキレイに並べられた本がつまっている。
「どこ、ここ?」
 場所は池袋。「幻影城」と呼ばれる江戸川乱歩の書庫兼書斎である。管理者の立教学院創立130年記念事業の一環として、乱歩が30年間住んでいたという江戸川乱歩邸と隣接する土蔵を一般公開することになったそうだ。
 江戸川乱歩といえば、知らないヒトはいない推理作家。小学生時代、夢中になっていた友人はいたけれど、あまり好きではなかったのでよく知らない(テレビでやっていた少年探偵団を観ていたぐらいだ)。
 が、いつだったか、確かNHKの『その時歴史は動いた』で江戸川乱歩を紹介していたとき、その創作活動の奇抜さに驚いた覚えがある。今回公開される土蔵に籠もり、ひたすら怪しげな小説を書き続けるのだ。なんか、村上春樹の『ひつじ博士』のようである(不思議なホテルの一室にこもりっきりでひつじの研究を続けている風変わりなヒト)。
 しかしその蔵書の数には驚かされる、土蔵に2万、邸宅に2万……だそうだ。しかも、じぶんで目録をつくり、きちんと管理していたそうだ。culiも本棚の本の煩雑さに閉口し、「目録作らないとわからなくなる」と言っていながらいっこうに作る気配はない(いまならパソコンでちゃちゃっと作れそうなものなのだが)。江戸川乱歩……かなり几帳面だったのだろう。
 彼の作品はそれこそ読んだことはないが、彼の作品に影響された本やテレビドラマは巷にあふれている。小説部門で常に人気を保っている分野は、ホラーやサスペンス、推理小説に幻想小説の類。乱歩の作った世界である。
 明かりの入らない土蔵の中は、描きたい世界そのものの雰囲気に包まれていたのだろう。怪しい世界にどっぷりつかりながら、ペンをすすめる……なんだか、その状況を想像しただけで、ちょっとだけ涼しくなった気がする。

投稿者 かめちゃん : July 8, 2004 10:33 AM

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