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かめちゃんのBlog

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2004年09月17日

堀江社長のペット

  いまだ野球界が騒がしい。毎日のように選手会の古田選手や新規参入に手を挙げたライブドアの堀江社長の顔が、ニュース画面に映っている。まあ、がんばって野球維新を起こしてちょうだい。
 で、昨日、ライブドアは仙台に新球団を設立する方向で、新規参入するとの申請を正式に行い、また、おなじくIT企業の「楽天」も新規参入する意思を表明、どのチャンネルをまわしても、そんな野球ネタばかりだ。
 そんななか、堀江社長がインタビューで「アリを飼ってるんです」と発言していた。
「は?」
 なにかと思えば、野球とは関係なく、なにかペット関連のパーティ会場(きちんと観てなかったのでよくわからないが)でのインタビューだった。
「アリ? アリなら飼ってるわけじゃないが、バルコニーにいっぱいいるぞ?」と思ったのだが、きっとあれだ。子どもの科学誌『科学』(いまでもあるのかな?)の付録にあったアリの巣観察キッドみたいに、水槽で飼っているに違いない。
 あの付録はあこがれだった。が、ウチは『科学』ではなく『学習』(同じく子どもの科学誌)を数ヶ月間(だと思う)とっていただけだった。付録はだんぜん、『科学』のほうが魅力的だったのに、なぜかウチは『学習』(まあ、ないものねだりだったのかもしれないが)。
 アリ……。なるほど、経営者らしいペットである。普通の人なら、名前をつけて家族としてかわいがれる犬、猫、小動物、(人によっては爬虫類)をペットとするが、彼は「個」ではなく「組織」をペットとしているのだ。水槽で、アリたちが築くシステムを観て楽しんでいるのだろう(まさか1匹のアリをかわいがっているわけではあるまい)。
 が、その考えは甘かった。ライブドアはインターネットでショッピングモールを持っているが、そこでイタリア製の『アントクアリウム』という鑑賞用のアリの巣セット(?)を売っているのだ。
「きっと、これで飼ってるな。ついでに、さりげなくテレビで宣伝したな?」……さすが経営者である。
 この『アントクアリウム』、実はちょっと欲しいかも、と思ってしまった。これ、NASAが無重力状態でのアリの生態を観察するために開発したという特殊なジェル(青くてすごくキレイ)がガラス瓶に入っているだけのものだが、そこに、その辺で拾ってきたアリを数匹入れておくと、アリはそのジェルを掘って、アリの巣を作る。青い透明なジェルなので、その様子がはっきり見えるのだ。しかも、そのジェルは、アリが生きていくために必要な水分と栄養分が十分含まれているため、そのガラス瓶のなかだけで、生きていくことができるのだ。
「いいなぁ」
 人間も、人間が生きていくために必要な水分と栄養分が十分含まれているガラス瓶で生きられたら……退屈か。
 しかし、この堀江社長。野球組織のお偉いさんたちには嫌われ者で、野球界進出は難しいかも知れない。そんなときに同じビルにあるという「楽天」の三木谷社長がライブドアのライバルのような形で新規参入に立候補してきた。
 同じビル……。以前から、交流があったふたり……。まさか、と思うが、こういうことを読んだことがある。
 ある心理学の本で、相手に妥協させる手段のひとつとして、最初に絶対ダメと言われる(相手にとっての)悪条件を出し、「ノー」と言わせる。ずっとそれで押した後、悪条件は悪条件でも、先に出したものよりはちょっとだけいい条件のものを出す。すると、「さっきのよりはマシだな」ということで「こっちならいいや」という気にさせてしまう……というのだ。もちろん、これは作戦であって、本当に相手にのませたかったのは、2番目のちょっとだけ悪条件のものである。
「ライブドアはダメでも楽天ならいいや」
 もし、オーナー側がこういう決断をだし、それが本当の目的だったとしたら?
『アントクアリウム』買おっかな。

投稿者 かめちゃん : September 17, 2004 12:33 PM

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