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2004年09月18日

崩れた大義

 【大義】……人間として踏み行うべき最も大切な道。特に、国家・君主に対して国民のとるべき道をいうことが多い(大辞林第二版)
 ↑これ、崩れたようです。イラク戦争の。しかし知らなかった。国民が国家に対してとるべき道だったのか……。自分の大義と国の大義があわなかった場合は、どちらを尊重すべきなんだ?
 プロ野球騒動の影で、イラク戦争の大義だった大量破壊兵器は「けっきょく、見つかりませんでした」って報道があった。米国主導の調査チームがそう結論づけ、国連のアナン事務総長はこれをうけ、イラク戦争は違法とはっきりきっぱり。
「イラクは大量破壊兵器を持ってます。怖いです。いまのうちに潰しましょう」というアメリカに「賛成!」とまっさきに手をあげ参加した日本。この国の首相は、昨年3月20日のメールマガジンで、
「戦争か平和かと問われればだれでも平和と答えるでしょう。私もそうです。しかし、問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。イラクは12年間、国連の決議を無視し、大量破壊兵器の破棄をしてこなかったのです」
 と書いている。
 いま見ると、恥ずかしい文章ですな。アメリカに騙されちゃったんですかね。独立した一国の首相が、はっきり「保有している」と宣言する根拠が「アメリカ様がそうおっしゃったから?」
 はやく外遊から戻って説明してくれ。だけど彼はきっと、いつものごとく、のらりくらりとかわすんだろうな。
「フセインが見つからないからといって、フセインがいないわけじゃない」という目が点になったあの答弁が通ってしまうんですから、国会もマスコミも国民もチョロイと思ってもしかたあるまい。
 調査団が見つけられなかったからといって、大量破壊兵器がないとはいえない。しかも、調査団は「開発の意図はあった」と言っている。放っておけば、かならず開発したに違いない……。
 こんな感じですかね。
 もし、ある前科者の部屋から、いくつもの殺人方法を書いたメモが見つかったとする。これを見て「こいつはまた殺人を計画している!」と思うかも知れない。だけど、自分の経験を活かして(?)推理小説を書くためにネタをメモっていただけかも知れない。どちらだかわからないから怖い。近所のヒトビトの恐怖を取り去るために、つかまえちゃえ……。これは大義か? 現代はそうじゃない。 
 いや、憶測で悲観しちゃ、いけないですな。きっと納得できる説明をしてくれるだろう。万一、国連が違法としたイラク戦争をまだ「正しかった」という立場をとったら……。もう、堪忍袋の緒も切れるぞ。日本人やめてやる! ……ってやめられないからやっかいなのだ。国の大義と自分の大義は違う。だけど、他国のヒトからすれば、国の大義に従ってる国民である。やんなっちゃう。
 外遊中のブラジルで、日本人移民たちの苦労を忍び涙を見せた首相。あなたの支持した大義なき戦争で、いったいどのくらいの命が消え、いったいどのくらいの憎しみと苦しみが生まれたのでしょう。それらのヒトビトにはなぜ涙を見せないんです?
「良薬口に苦し」を理解できず、批判=「否定」「敵」と思ってしまうヒトは、大切に思う相手に対しても、批判することはできないのだろうか。
 ま、質疑する方の問題もあるんでしょうけどね。

投稿者 かめちゃん : September 18, 2004 12:34 PM

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