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2004年09月28日

チューリップ

   昨日、花屋の前を通ったら、その店先で、小さなイモ……球根が山のように売られていた。チューリップである。
 それぞれの箱の上には、「咲いたらこうなりまっせ」という写真が付いている。中には「これもチューリップかい!」と驚き桃の木のめずらしいものもある。いや、よく知っているヒトにとっては、めずらしくはないのだろう。花びらの先に細かいギャザーが入っているものや、花びらだらけのものや、先が極端に細いものなどなど。しかも、色や模様がまた豊富である。
「へぇ……」なんて眺めているウチに、あら不思議。手にはかご。その中にはそれら球根が……。
「よし、来年の春のバルコニーはチューリップで埋め尽くそう!」という野望のもと……と言ってもお金がないから、即、挫折。プランター2個分の12個だけ購入した。
 さて、チューリップといえばオランダ。だけどもともとは、オスマン帝国……トルコからヨーロッパへと伝わったものである。しかし野生種は、中国南西部から地中海沿岸に至るまで、150種類ほどあるそうだ。伝わったのは栽培された観賞用のチューリップってことだ。
 トルコの宮廷庭園では、改良、改良、改良、改良……と品種改良を繰り返し、その数、1000種とも2000種ともいわれている。それをまたヨーロッパで改良、改良、改良、改良……と、現在では、なんと約8000種にまでなったとか。
 恐るべし、品種改良。
 というのも、それほどチューリップを愛して止まないヒトビトがいたってことだ。いま、男性が女性にプロポーズするときに使われる小道具として「バラの花束」が思い浮かぶが、もともと愛の告白に花を使うというのは、イスラムの「セラム」という風習に起源があるんだそうな。このセラムに使われていた花のいちばん人気がチューリップ。赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」なのだ。それに対し、相手も花で返事をする。この時代、花はコミュニケーション手段だったというわけだ。ちなみに、黄色は「かなわぬ恋」で白は「失恋」。花言葉を知らないと、とんだ目にあいそうである。
 ヨーロッパに伝わったのは16世紀。ことオランダでは、チューリップ栽培が大流行したそうな。改良されためずらしい品種には膨大な値がついたそうで、それがチューリップ市場への投機熱を高め、ついに1637年には大暴落、大恐慌。チューリップ狂騒事件として歴史に刻まれてしまった。
 恐るべし、品種改良。
 さて、買ってきたチューリップのイモ。春にはちゃんと咲いてくれるだろうか。以前、植えたチューリップは、なぜかミニチューリップだった……品種はフツーのだったのに。たぶん、土が悪かったんだろう。でもまてよ。ミニチューリップを「かわいい!」と思うヒトもいるかも知れないではないか。もしかして、これも品種改良? なわけないか。

投稿者 かめちゃん : September 28, 2004 12:50 PM

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