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かめちゃんのBlog

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2004年10月18日

人間ドックな一日

 会社員を辞めてから、やたらと「自己責任」の項目が増えた。そのひとつに健康診断ってのがある。これ、大嫌い。
 が、しかし「そろそろ検診したほうがいいよなぁ……何年行ってないかなぁ……」ってことで重い腰をあげ行ってきました、1日人間わんわん(昔、ドックをドッグだと思ってたんだよな)。
 昨晩から絶食し、指定された時間(朝早すぎ!)の15分前に行ってみると、いるわいるわ、すごい数のヒト・ヒト・ヒト。みなさんお忙しそうで、携帯片手に仕事をしながら、受付前の待合室で待っている。
「番号札をお取り下さい」
 ってことで取ってみると71番。なんだそんなに多くないや……と思いきや、コースによって札の色が違う。全コースあわせると、やっぱりすごい人数になる。予定では午前中に検査は終わるというが、果たして、こんな人数、さばけるのだろうか。
「検査中は番号でお呼びしますので、自分の番号を忘れないでください」
「番号で呼ぶ?」
 おまけに、まるで囚人服のような検査着に着替えるのだ。フロアは同じ色の検査着を着たヒト・ヒト・ヒト。こんな服着て番号で呼ばれるなんて……ああ、だから健康診断はイヤなのだ! まるでモノ。まるで機械のメンテナンス……って、似たようなものか。じゃなくて、番号で呼ばれるなんて、なんとなく居心地が悪いのだ。
 しかし実際は、番号だけでは呼ばれなかった。「○○番の○○さま」とちゃんと名前つき! しかも様づけ! なんて居心地がいいんだろう……(単純な)。
 では、検診の流れをざっと。
 最初は採尿。
「50のメモリまで採って下さい」
「すいませ~ん、半分しか採れませんでした」
 それでもOKが出た。優しい。
 次は胸部レントゲン。
「正面の次は右を向いてください……あ、そちらは左です」
 方向を間違えても優しい。
 次は採血。
「血管……ないですね」
「なに、ない!?」
「逆の腕も見せて下さい。こちらも……いえ、採れそうです」
 血管が見つかりにくい体質にも優しい。
 次は身長と体重。
「スリッパをぬいであがってください」
 乱暴に脱いでしまい、スリッパ飛ぶ! ……そろえてくれた。や、優しすぎる。
 次は肺活量。
「吸って……思い切り吐いてください」
「ふゆゆゆゆゆ~~」
「申し訳ありません、もう一度、もっと思い切りお願いします」
 やり直しても優しい。
 次は眼圧。
「目を大きく開いて~……はい!」
「あ、まばたきしちゃいました」
「申し訳ありません、もう一度お願いします」
 悪いのはこっちなのに、仏のように優しい。
 次は心電図。
 身体に足と腕と胸にぺたぺた吸盤つけられた。冷たい。でも一発OK! エライ!(ただ寝てるだけだもんなぁ)
 次は聴覚。
「音が聞こえている間、ボタンを押して下さい」
 なんか雑音が入るんだよね、となりの音? ……って、それだよ、それ。
 次は視力。
「裸眼でお願いします。一番上、見えますか?」
「みえませ~ん!」
「もう一枚出します。見えますか?」
「みえませ~ん!」
「0.1以下です」
 それは、わかってるんですけど……。
 次は超音波検査。肝機能などを調べるらしい。前にも受けたことがあるけれど、おなかに冷たいゼリー状のものを塗るのだ。が、「あれ? 温かいですね」
「ええ、温めているんですよ」
 そ、そこまで親切とは。なんてお優しい。
 次、胃のレントゲン
「はい、まず重曹飲んで下さい」
「く、苦しい」
「次にバリウムを一気に飲んで下さい」
「ぐ、ぐるじぃ!」
「では運動しましょう……」
 といって、右むいてうつぶせて左向いてあおむけになって……と、さんざん指示される。
「はい、終了です」
「ぐ、ぐるじいんですけど」
「ああ、苦しいですよね(笑)」
 や、やさしくない!
 これで終了、ざっと3時間である。そのうち、ほとんどが待ち時間。でも、いまどきのドックはすごいのだ。なんと午後には結果が出てしまう。
「結果が出るまで、昼食を食べていてください。お弁当を用意してあります」
 って、バリウム飲んで苦しいのに、食べられるかっ! ってみんな食べてる~っ! サラダバーまでいっぱい取って、平然と食べてる~……すごいパワーだ、マネできない。
 さて、結果はどうだったか。バリウム飲み損である。つまり、異常なし。結果はよかったんだけど、きもちが悪くてしかたがない。検診を受けて病気になったらシャレにならない(ってなるか)。まあ、数時間で胃は落ちついたのだが、いま現在、腸が落ちつかない。バリウムを出すための緩下剤。どうやらこれが効いてきたらしい。
 ぐ、ぐるじぃ……。
 次に受けるのはいつになるだろう。そのときもまた、バリウム飲むん? 経験上、胃カメラのほうが楽だった気がするぞ。そう思うとまた検診から足が遠のいてしまいそうだ。
 いつか、ひとつの機械で全身ピピピと測って、はい、おしまい! って時代もくるのだろうか。いや、ヒトの身体ってものは、そんな単純なものではないだろう。複雑だから、複雑な検査が必要なのだ。でも、せめて苦しくない方法を考えてくださいよ~、お願い! げほ。 

投稿者 かめちゃん : October 18, 2004 01:16 PM

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