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カメちゃんのお出かけ帳

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2004年10月25日

血液型と性格

 情報誌は買わないけれど、メルマガなら数本、受信している。だって、タダなんだもん。
 そのなかでも10万以上の配信数をキープし続けている某有名作家が編集長のメルマガで(JMMね)、韓国発のこんなタイトルの記事があった。
「B型男」
 いま韓国では、血液型性格判断が流行しているそうだ。A型は穏やかで従順、だけど慎重すぎて優柔不断。B型は淡白で快活、だけど飽きっぽくて無計画。O型は自信も度胸もあり理性的、だけど強情。AB型は感覚が鋭く個性的、だけどむら気があり神経質。
 まあ、日本で流行ったときの判断結果と似たり寄ったりってところだ。そして、もうひとつ似ているのは、どの型も長所と短所があるにもかかわらず、「性格ワルっ!」とされるのはB型……ってところだ。そのレポートによれば、特にB型男性は、浮気性でわがままということで、女性から忌避対象とされているそうである。ヒトをカテゴリー分けして理解しようとする習性は、どの国でも同じようである。
 そもそも、血液型で性格が決まるわけがない。社交場の話題として取り上げるのはお遊びであって、そんなのまともに信じているヤツなどいないだろう……と思っていた。最近、(何の番組かは忘れたが)幼稚園児を血液型別にわけて、それぞれの行動の違いを観察する番組を見た。おもしろく観てはいたけれど、あれは出演する幼稚園児を選ぶときに、最も結果が出やすいように選んだのだろう。目的は「実験」のようでも、あれはテレビ番組、ショーなのだ。番組の目的は、多くのヒトに観てもらうこと。血液型で行動に差が出る結果を見せなければ、「な~んだ」と視聴者はチャンネルを変えてしまうに違いない。視聴者の期待に応える結果を出すための実験など、信頼することはできない。
 が、信じるヒトは信じてしまう。それがやっかいなのだ。なぜって、B型だから……である。血液型で悪く言われちゃたまらない。
 昔、こんなことがあった。某会社に新入社員として入社したときのこと。その研修で、コンセンサスゲームというのをやらされた。小グループに分かれ、そのグループ内で、ひとつの答えを出せというのが指令。お題目は、無人島に漂流した船の生存者10人のうち、ひとりだけ、島に残さなければならない(他の人は無事に脱出できる)。さて、誰を残すか? というものだ。10人はさまざまな職業を持っている。細かいことは忘れたが、まあ、誰でもいいといえばいいのだ。だけど、その「誰か」を、グループ内で決めなきゃいけないのである。
 さっさと決めちゃうグループもあれば、もめにもめているグループもある。もめてるグループには、トレーナー(先輩社員)がやってきて、ちょっかいを出す。で、ウチのグループにもやってきた。そのトレーナーは開口一番、こう聞いてきたのだ。
「君、血液型何型?」
「は? わたし? B型ですけど?」
「ふふ、やっぱり。会社ってね、B型のヒト、採りたがらないんだよね」
「なんだとごらーっ!(これは心の声)」
 でも残念でした~っ! 採用されたからここにいるんだもんね~(これも心の声)。
 まあ、初対面のヒトの性格を早く知りたい(想定したい)と思う心理はわからなくはない。しょせん動物、上か下か同格か、仲間か敵か中立か……相手のポジションをとっとと決めなきゃ怖いのだ(相手を知るまでの話)。だから、血液型やら星座やら動物占いやらで性格を判断する安易な方法が流行る……んだと思う。
 だいたい性格なんて、自分が思っているのと他人が思っているのと違うもの。しかも経験や環境でどんどん変わる。変わってないと思うのは、記憶が継続しているからだ(ってなことを養老さんの本で読んだ気がする。その記憶は継続してないので断定できないが)。
 性格が変わるたびに血液型も変わるんだったら信じてもいいけれど、こないだのドックで調べたときもやはり変わらずBだった。性格は変わるけれど、血液型は変わらないのだ。確かに先天的な気質はあるかも知れない。だけど、それを一生ひっぱることができたなら、きっと神だ。
 とはいえ、安易な性格判断は、コミュニケーションの円滑湯としては使えるものなんだろうとは思う(それで傷つけちゃダメだけど)。それに「いやぁ~、B型だから、飽きっぽいのよ~」と血液型に責任を押しつけて、逃げる場合にも使える(って逃げられないか)。
 ともあれ、韓国の女性のみなさん、B型男にも優しくしてあげてください。

投稿者 かめちゃん : October 25, 2004 01:23 PM

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