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2004年11月26日

宝くじ

 ある数学者の本に「当たる確率を計算してみぃ~、宝くじを買うなんてお馬鹿なことよ」ってな内容のこと(こんな言葉じゃないけど)が書いてあった。
 これは宝くじというギャンブルにはまり、財産を失うヒトへの警告で、年に2度ほど「ジャンボ宝くじ」を買うぐらいのことに「お馬鹿なことよ」と言ってるわけじゃないだろう(って、だから、そういう文章じゃないんだけど)。
 しかし不思議なもので、どんなに確率が小さいとわかっていても、「運」やら「奇跡」やらがこの身に訪れるんじゃないかと、根拠のない想像をしてしまったりする。いや、その根拠を求めて、縁起をかついだり、ジンクスを信じたりもする。しょせん、「論理」よりも、「目に見えない不思議な力」ってものを信じてしまいたくなるものなんだろう。
 何日か前、高額当選者から「当たる秘訣」や「当選秘話」を聞く番組をやっていた。そこでは宝くじが当たる神社や置物、偶然とは言い難いような逸話などを紹介していた。テレビの怖いところは、当たっているヒトビトばかりを取材していれば、当選者がものすごくいっぱいいるようで、安易に当たるような気になってしまうことだ。
 そもそも宝くじは、皇帝や封建領主など権力者の娯楽だった。その娯楽がけっこうな財源になると睨んでか、国の収入確保のために売り出し始めた(1520年、仏が最初とか)。
「お金がなくて寺社の修復ができません」
「じゃ、<富くじ>でも売れや」
 ってことで、日本では江戸時代初期に始まったらしい。しかし、明治政府はこれを完全に禁止。復活したのは、やっぱり
「もう、軍事費がありません!」
「じゃ、<勝札>でも売れや」
 ってことの第二次世界大戦終戦直前だったそうな。しかし、敗戦しちゃったもので、これまた
「復興するのにお金が……」
「じゃ、<宝くじ>でも売れや」と。
 つまり、宝くじは儲かるのだ。本当に大金を手にするのは、胴元……もとい、発行元だ。現在の宝くじの収益の振り分けは、約40%が発行元の地方自治体に、約15%が経費に、約45%が当選者に渡るという感じ(「日本宝くじ協会」サイトより)。地方自治体ってことは、公共事業費になるってことで、いうなれば自分たちに返ってきてはいるわけだが……。
 また増税! なんて話を聞くと、「ヨン様をキャラクターにしたカード型宝くじ」なんてものを売り出せば、あっという間に儲からないか? なんて思ってしまう。あ、肖像権ってやつでヨン様の懐にいくだけか……とまあ、とにかく、「増税」にしろ、「義援金」を募るにしろ、広く浅くお金を集めたいなら、お金を出すほうも楽しめるような仕掛けを考えたらいいのに、と思うのだ。なんてことを言うと「じゃあ、東京都のカジノ計画に賛成するんかい?」ってなことになってしまうか。破産者続出っていうのは物騒だし、難しい話ですな。
 ともあれ、確率がいかに小さかろうが、今年も買ってくれるんだろうな。「年末ジャンボ、宝くじ!」

投稿者 かめちゃん : November 26, 2004 01:48 PM

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