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2004年12月14日

寄付

 「日本は金は出すけど、血は流さない。だから、世界から尊敬されないのだ」なんてことを言う政治家がいる。そんな発言を聞くたびに、「その金にどれだけの汗と血が染み込んでると思ってんだ?」と抗議したくなる。ほとんどのヒトは、お金を稼ぐために、人生の大半の時間をついやしているのだ。それは、命を削っているに等しい。
 世界が尊敬するかしないかはさておき、79歳の老夫婦が、この度、10億円近い個人資産を日本赤十字に寄付するというニュースが流れた。
「すごーい」としばし感動。金がない者にとってはやりたくてもできない社会貢献だ。
 人道支援をしているNGOメンバーの友人から、こんなことを聞いたことがある。
「イスラムの国では、富める者が富めない者を助けるのはあたりまえのことで、援助したからといって、その見返りのように感謝されることはない」
 つまり、現地の方々の喜ぶ顔が見たいからと、いろんな物資をあげても、それは当然の権利のように振る舞われることがあるということだ。馴れていない日本の若いヒトは、その態度に不満を持ったりするそうだ。「感謝されたり、尊敬されたりすることを期待しての援助は、それはただの偽善にすぎない」ということである。
 しかし、日本には「金持ちは寄付するのがあたりまえ」なんていう文化はない。だから、高額寄付の話があるとニュースになる。ご本人がどう思っているかはどうであれ、やはり素直に尊敬したくなる。なかなかできることじゃない。
 そのご本人のインタビューが、今日の「報道ステーション」で流れた。その中で彼は「10億も1億も1000万も同じだ」という発言をされた。たぶん、その言葉の後には「100万円も10万円も1万円も1000円も、たとえ100円であってもおなじ」と続くのではないだろうか。
 コメンテーターたちは「どう思います? 金持ちになってみないとわからない(行為)ですよね」などと言っていたけれど、果たしてそうだろうか。10億円だろうが、100円だろうがおなじこと。自分の使える金をどのように使うかが問題であって、金額ではない。
 今年は災害が多く、義援金の募集も多かった。たとえお金もちでなくても、たった100円であっても、それは誰かの助けになるものに変わるのだ。さて、そのご夫妻を見習って、またユニセフに寄付しましょうかね。

投稿者 かめちゃん : December 14, 2004 02:06 PM

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