MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« 今日もひとこと | メイン | 昨日の続き »

2004年12月17日

今年の漢字

 毎年、どういうわけか、その年を象徴する漢字一文字が発表される。今年めでたく決まった文字は「災」である。
 この風習、日本漢字能力検定協会が全国に公募して決めるものだそうな。一文字の漢字を思い浮かべるのはなかなか難しい。そこで、いっぱい漢字を調べてくださいね~、もっと漢字に親しんでくださいね~ということなんだろう。
 それにしても「災」とは寂しいものがある。協会のコメントによれば「災い転じて福となってほしい」という希望も込められているそうな。災い……たしかに今年はいろいろあった。地震と台風などの天災に、鳥インフルエンザにBSE、相次ぐ熊出没など家畜や動物に関するもの、それにイラクや北朝鮮の外交問題が落とした暗い影。天災はしかたないことと言われつつも、これまでのヒトの活動による自然破壊が招いた温暖化の影響は無視できない。災いは降ってきたのではなく、招いてしまったのだとすれば、今年の一文字が来年も継続してしまうかも知れない。そう思うとなんとも憂鬱になる。
 そう簡単に天災を防ぐことができないならば、せめて人災は起こさないようにしたいものだ。そのためには偏った情報に踊らされないように、アンテナをめぐらせておかなければならないだろう。とはいえ、それも難しくなっているのかも知れない。バグダッドで自爆テロが起きれば日本でもニュースになる。アメリカから情報が流れてくるからだ。だけど、イラクの現状がどうなっているのか、少なくともテレビを観ているだけではわからない。現地に入ってる方(オーストラリア人)のレポートを翻訳して届けてくれるメルマガをとっているが、それを読むと胸が痛くなる。詳細はまた今度にするけれど、なんで日本のマスコミは、少しでも現地の情報を伝えようと努力しないのかと悲しくなる。
 アメリカではこんなことも起きているそうな。ニューヨークの展示会で、サルを用いて描かれた大統領の絵が、主催者によってはずされ、展示会を即時閉会してしまったというのだ。大統領本人が「けしからん」と抗議するならまだしも、主催者が表現者の自由を政治的意図で奪うのはどうなのだろう。
 あるムードが生まれると、それに逆らうような表現活動はやりにくくなる。そうして一方的な情報ばかりが流れ出し、そのバランスが崩れると、思わぬ人災を招く結果になるかも知れない。
 今年の一文字は今年だけのものとしたいもの。さて、来年はどういう字であってほしいかなぁ。

投稿者 かめちゃん : December 17, 2004 02:08 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?