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かめちゃんのBlog

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2004年12月28日

コケコッコー

 鶏の鳴き声は、世界各国で違うというのはけっこう有名な話。日本ではおなじみ「コケッコッコー」なのだが、この鳴き声が普及したのは、たったの100年前からなんだそうな。
 今月の『ナショナルジオグラフィック』に、そんな話が載っていた。江戸時代、鶏は「トーテンコー」と鳴いていた。とはいえ、地方によっては、その土地独特の鳴き方があり、だれもかれもが「トーテンコー」ではなかったようだ。では、だれもかれもがコケコッコーになったのはなぜか。……教科書である。
 明治37年(1904年)の『尋常小学読本』という教科書に、オンドリが「コケコッコート、ナキマシタ」という記述があるんだそうな。これは政府が標準語として採用した言葉で、「だれもかれもが標準語をしゃべれ」という当時の教育方針により、だれもかれもに普及させたということらしい。しかも、この「コケコッコー」は、どこかの地方で使われていたものではなく、新しく作られた「新語」なんだそうな。
「どういう鳴き方にしますかねぇ」
「コケコッコーってのはどうでしょう。はぎれがよくていいじゃないですか~」
 なんて会話があったかどうかは知らないけれど、まさか新しく作ったとは思わなかった。どうりで、日本以外で「コケコッコー」はないもんなぁ。
 不思議なのは、「コケコッコーと鳴く」と言葉で覚えちゃっていると、そう鳴いているように聞こえるのだ。犬は「わんわん」と吼えると覚えていると「わんわん」と聞こえるし、モルモットは「フイフイ」と鳴くと思っちゃうと、「フイフイ」と聞こえる。考えてみれば、鳴き声の表現って、何通りにもなるものなのに、「わんわん」「にゃーにゃー」「フイフイ」「コケコッコー」とおきまり言葉だけを使うのは寂しいものだ。
 ま、どうでもいいと言えばどうでもいい話だけどさ。

投稿者 かめちゃん : December 28, 2004 02:18 PM

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