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2005年01月03日

古代史ドラマ「大化改新」

  『新選組!』もそうだったけど、NHKは、若い層(10代)向けの時代劇を目指しているのだろうか?
 今日、古代史ドラマスペシャル『大化改新』を観た。第一弾の『聖徳太子』がまあ、おもしろかったので、こちらも期待していたのだが……。
 なんだろう。ロケ地はキレイだったし、衣装もセットも、時代的な雰囲気が醸し出されていて悪くない。だけど、肝心のストーリーがつまらないのだ。もちろん、個人的な意見に過ぎないけれど、愛だの友情だのってものを前面に持ってこられると退いてしまう。それと涙。自ら討ち果たしたおさななじみに駆け寄り涙するという最後のシーンは、作り手側としては感動してもらいたいところなのだろうが、あれでは感動できない。感情を表現するのに「泣く」という方法を持ってくるのは安易すぎる。声を上げて泣く=悲しみが深い。そんな単純なものじゃないだろう。いみじくも大義のために友を討ち果たしたのだ。それであんな号泣するかな? 少なくとも人前で泣くかな。残念ながら、鎌足がものすごく小さい人間に思えた。もし、現実にあの場にいたとしたら、号泣する鎌足を尊敬もできないし、信用もできないと思う。
 三谷氏の近藤勇もそうだったけど、この中臣鎌足にしても、現代のどこにでもいそうな若者のように描いている。これは若い人に、親近感や共感を持ってもらいたいからだろうか。もちろん、世の中を動かす人物が、すべて特別な能力を持った人間であるわけではないけれど、あまり普通すぎても違和感を覚える。せめて、何かを決意したときの表現(表情)は、「やっぱりただものじゃない」と思わせるほどの重みが欲しかった。ストーリーが平坦に思えたのは、決意の表現が弱すぎて、感情の起伏が伝わってこなかったせいかも知れない。
 さて、今年の大河ドラマは『義経』。彼を現代に通ずる普通の若者として描くのは難しいと思うのだが、さて、どうなるか。

投稿者 かめちゃん : January 3, 2005 02:24 PM

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