かめちゃんのBlog
2005年01月27日
怒りをあげろ?
ブツブツと愚痴やら怒りやらを口にしていると、それを聞いているculiまで「不愉快になる!」と怒り出すことがある。
「何でヒトの怒りでおこるわけよ。聞かなきゃいいじゃん」
「聞こえるんだからしょうがないだろ。耳に入るだけで不愉快になるんだから」
ってな感じ。どうやら、脳は他人の怒りでも無視できないように働いてしまうらしい……という記事が『HOTWIRED』にあった。誰への怒りであっても、聞こえてくれば注意をそっちに向けてしまう。たとえ何か別のことに夢中になっていても……だそうだ。
記事によれば、どうやら、「怒りの声」=「切迫した音」=「脅威が迫っていることへの警告」という風に脳はとらえるそうで、その音は、何をおいても優先的に処理されるというわけだ。
モルモットと同じだ。大声でもないのに、ちょっと怒りを込めた声を出すと、エサに夢中になっているときでさえ、ササッと小屋にもぐり込む。怒りの音は言葉が通じなくても、どうやら警告として受け取られるらしい。野性的な反応? ってことだろうか。
しかし、社会においてはやっかいなことじゃなかろうか。言い方をかえれば、「怒りの声を優先しがち」ってことだから。声のでかいヒトや怒りっぽいヒトに弱腰になりがちなのは、脳が危険を回避してそう働いてしまうからだろうか。怒りの声が高まれば、それを静める方向に動こうとする。あたりまえのことのようだけれど、それで動かしちゃって本当にいいのかどうかはわからない。
報道を見る限り、北朝鮮への日本国民の怒りは、けっこう頂点に達しつつあるように思われる。だけど、政府はのらりくらりとしながらも、「ねばり強い交渉を」と、冷静な対応を行ってきている。この件は、確かに怒りのままに動くのはよくない気がしている。挑発されようが、馬鹿にされようが、早期解決を望むなら、怒りを優先すべきじゃない。怒りに対して弱腰になるとはとうてい思えない。怒りには怒りを返されるだけだろう。
それにしても、怒りの声に動じずにいられる図太い神経が欲しいものですな。
投稿者 かめちゃん : January 27, 2005 02:46 PM
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