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かめちゃんのBlog

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2005年02月09日

書店から消えてしまう本

 本の帯に「泣けます!」と書いてある本は数あれど、ほんとうに涙腺うるうるになった本というのは少ない。まして悲劇ではなく、ハッピー気分で泣ける本というのはますます少ない気がする……ってな会話をculiとした。
「ああ、あった。森村桂の『天国にいちばん近い島』。あれ、電車のなかで読んで涙出てきて大変だった」
「ふーん、じゃ、買ってみるか」とネット書店のamazonでさっそく検索するculi。
 が! ユーズド(古本)はあれど、新刊はない。なんと、絶版になってしまったようなのだ。これ、映画にもなって、大ヒットしたのに……(映画はいまいちだったけど)。おまけに驚いたことに、森村氏、昨年9月に他界されていた。知らなかった。遅ればせながら、ご冥福をお祈りいたします。
 本屋にいって、彼女の名前を探してみた。が、すでに彼女の書籍はみあたらない。もちろん古本屋や図書館にいけばあるけれど、お気に入りの本が、書店から消えてしまうのは残念だ。
 突然、昔の著者の本をむしょうに読みたくなることがある。最近では星新一と阿部公房が読みたくなった。彼らは根強い人気があるようで、まだ書棚に欄はある。が、かなりタイトルは減っている。あと数十年経てば、もっと経るだろう。そして、いま、書棚に名前を連ねる作家たちも、その大半は、消えてしまうんだろう。
 古本という手段はあるけれど、探すのは大変だ。book-offなどは文庫本も豊富だけれど、それでも目当てのタイトルがなかったりする。amazonのユーズドも同じ。とすれば、あとはe-bookやオンデマンド出版が充実してくれるのを待つしかない。
 と思っていちおう調べてみた。『天国にいちばん近い島』は果たして読めるだろうか? すると、紀伊国屋書店であった! 電子書籍で430円。『ブンゴビューア』という専用ソフトで閲覧するようだ(ソフトは無料)。ちなみに無料のサンプル版をダウンロードしてみたら、目次までだった。ちえっ。
 こういう新しい本の形が認知されてくれば、そのうち「絶版よ、さようなら」という時代になるだろう(たぶん)。
 新しい作家も気になるけれど、すでに書店の棚から消えてしまった多くの作品にもいい本はたくさんある。後は自分にあった作家や作品にどうやって出会うかだ。国会図書館サイトならどんな本でもひっかかるだろうけれど……ライブドアさんは、そういう本の情報ポータルサイトってのはやらないのかな?

天国にいちばん近い島
森村 桂

角川書店 1994-04
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投稿者 かめちゃん : February 9, 2005 02:57 PM

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