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カメちゃんのお出かけ帳

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かめちゃんのBlog

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2005年02月10日

クロテングギンザメ

 2,3日前のフジテレビ『とくダネ』で、1999年に新種として登録されたばかりの深海魚「クロテングギンザメ」が茨城県沖で漁船の網にひっかかり、生きたまま捕獲されたというニュースが流れた。深海魚! けっこう好き。
 生きたままというのは初めてらしいが、死骸ならここ1年ばかりの間に数体、ひっかかっていたそうな。通常、水深500~1450メートルもの深さで暮らしている彼らが、なぜ浅瀬にやってきたのだろう。「地震の前触れ?」というヒトもいるけれど、去年の自然災害の多さを考えれば、海にも異変が起きていることは容易に想像できる。
 だいたい、低温、高圧、真っ暗闇のなかで生きている彼らが、水面近くにあがってきた時点で自殺行為。いくら生きて捕獲されても、そう長くは生きられまい……と思ったら、やっぱり死んでしまったようだ。なにしろ、「とくダネ」で流していたVTRですら、すでに上を向き虫の息。誰の目にも「こりゃダメだ」と映ったに違いない。
 深海魚。これを生きた姿でみることはできないのだろうか。と思っていたら、やっぱり研究者はいます。海洋科学技術センター・極限環境生物フロンティア研究システムという施設で、「ディープ・アクアリウム」なるシステムが開発されたとか。
 これは深海生物の捕獲と飼育をかねており、潜水艦に積み、深海で生物捕獲→深海環境を保持したまま地上に運ぶ→深海環境を保持したまま給餌可能……という、いわば万能水槽(?)らしい。このシステムさえあれば、水族館で深海魚が泳ぐ姿が見られる? なにしろ、水圧2000メートルまでOKなようで、これを使えば、クロテングギンザメだってもっと長生きできたろう。
 もちろん、「生きてる珍しいお魚を見たい!」という動機だけでこんなシステムを開発するわけがない。深海でなんで生きられるのか、その環境適応能力と生理機構の解明と「こいつら医療に役立つ遺伝子持ってるだろ?」というところにあるようだ。深海の世界にも、本格的にヒトの手が及ぶことになるわけだ。
 そうそう、ただ「深海のお魚見たい」というのであれば、海洋研究開発機構のサイトに「ライブライブライブ--相模湾の水深1200メートルから毎週送られてくる深海画像を公開中!--」なんてコーナーがある。ムービーではないのだが、日によっては、数枚の写真をアニメーションGIFにして置いてあったりする。ま、画質はよくないけれどリアルな深海。でも、せめて映っている生物の名前ぐらい、どこかに書いておいて欲しいんですけど。

投稿者 かめちゃん : February 10, 2005 02:59 PM

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