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かめちゃんのBlog

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2005年02月14日

生きものドラマ

 いま1本だけ連ドラを観ている。フジの月9、『不機嫌なジーン』だ。
 ストーリーはさておき、動物(特に虫!)がたくさんでてくるので楽しい。今日はほんの1,2秒だけだが、モルモットも映った。なにしろ舞台は大学の動物生態学研究所なのだ。モルはその研究室にいる。まったくの外野でストーリーにはぜんぜん絡んでこないけれど、それでもチラリと映ればうれしい。
 このドラマ、恋愛コメディだけれど、某湾の干潟埋め立てのことも絡んできて、環境ドラマっぽい面もある。また、一寸の虫にも五分の魂ってな感じで、生き物に対する慈愛にも満ちている(ことわざの意味ちがうか)。
 先々週ぐらいだったか、子どもがコオロギをおもちゃのように扱っているところを見た主人公の女性が、そばに親がいるにも関わらず、注意しようとする場面があった。ああいうのってよくわかる。電車の中で騒いでるなどの迷惑行為については、注意したいという気にはならない(こわいし)。だけど、生物をおもちゃにするという行為にはひっかかる。駆除など必要に応じての行為ならいいけれど、おもちゃにするのはいけない。駆除は生き物と生き物(ヒト)の戦いだけれど、おもちゃにするということは、生き物を生き物としてとらえていないということだからだ。
 昔、実家で飼っていた犬が、裏山から庭に侵入してきたヘビを、いたずらで(食べようとしたわけじゃない……と思う)かみ殺そうとしたことがある。母が棒でヘビをなんとか裏山に放りなげて未遂に終わったけれど、犬にとっては、おそらくヘビは自分と同じ生物ではないのだ。だから残酷なこともできる。とうぜん、善悪などあるはずもない。
 今日もまた、学校で無差別の殺人があった。犯人は17歳。ニュースでは、この少年がどんな子だったのかをすぐ報道する。「ゲームが好きだった」「おとなしい子だった」……。これでまた、マスコミは、ゲーム脳がどうのこうのという話で盛り上がることになるんだろう。だけど、そんな背景はさておき、こういう子どもには聞いてみたい。犬がヘビをかみ殺そうとしている場面にでくわしたら、どういう心境になり、どういう行動をとろうとするだろうか。虫をいじめている子どもを見たら、どう思うだろうか……と。
 ドラマでは、主人公の恋人は、虫嫌いで、彼女がなぜ虫に夢中になっているのかをちっとも理解していない(しようとしない)ように描かれている。二人で過ごすはずの誕生日に、デートよりも研究室の生物の管理(停電で環境を整えなければ死んでしまうんで)を選んでしまう彼女に「テントウムシと自分とどっちが大事なんだ」と怒ってしまう。
 そりゃあ、テントウムシでしょう……。
 ドラマ自体はけっこう、おちゃらけているのだけれど、いろいろ考えさせられるシーンがある。いちばん気になっているのは、その虫嫌いの恋人は、小学校の非常勤講師である。どうみても教師の器じゃない。この設定もまた、狙ったアイロニーなんでしょうかねぇ。

投稿者 かめちゃん : February 14, 2005 03:04 PM

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