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かめちゃんのBlog

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2005年03月10日

ドラマのありかた

2005-03-10.gif 気に入るドラマは、なぜか視聴率が低い。いまお気に入りの『不機嫌なジーン』もそう。フジテレビの月曜9時のドラマといえば「月9」といって視聴率が高いのが有名らしい。それなのに……低迷。なんで? おもしろいのにさ。
 で、今週は、BBSに過激な苦情もちらほら。どうやら有明の干潟開拓問題に加え、琵琶湖の外来魚問題を取り扱ったことに反応したようだ。
 ドラマでは、研究所の事務長が主人公の研究員ジーンに、「琵琶湖の外来魚が生態系に問題がないということを証明する研究をしろ」と命令したのに対し、ジーンは自分の信条に反すると断った。その場面が、外来魚(主にオオクチバス)を環境に影響を及ぼす害魚と決め付けており、また、オオクチバスの擁護派が、政治的な理由で真実をねじまげようとする悪徳団体のように扱われているというのが苦情の理由である。
 環境問題や社会問題をドラマのテーマにとりあげるのはけっこう勇気がいると思う。時代劇なら「おわったことだし、どう解釈してもいいじゃん」と気軽に扱えるけれど、現在進行形の問題は、あっちを立てればこっちが立たず……で、どちら側を主人公にそえるかで、反対派から必ず苦情がくるだろうからだ。
 それにしても、環境大臣の鶴の一声で特殊外来生物にリストアップされたオオクチバス問題は、まだまだ後をひいているようだ。ジーンのBBSで知ったのだが、この問題で、環境省には10万件を越すパブリックコメントが寄せられたらしい。バスつり愛好者は300万人いるというし、つり業界にしてみれば、死活問題なのだろう。すでにバスつり用品の販売額は98年の売り上げ高の三分の一になっているようだし(「ナショナルジオグラフィック2005年3月号」)、規制によりブームがますます沈静化するのを怖れるのはむりもない。
 だけど、ドラマに対し、「無知」だの「誇張」だの文句をいうのはいささかおかしい。現に、琵琶湖は、湿地保全のための国際条約「ラムサール条約」にも登録された国際的な保全水域で、開発や汚染による環境破壊に加え、外来魚の影響も指摘されている(WWFジャパン)。滋賀県では、2002年にリリース(再放流)を禁止する条約もつくった。それを踏まえたうえで、主人公のジーンは「外来魚は影響があると思っている」役どころなのだから、まったくの「無知」でも「誇張」でもないだろう。
 それに、科学者が政治的に利用されるのは、いまにはじまったことではないし、善悪で判断できる問題でもない。ただ、事務長を演じる陣内孝則氏の演技が、あまりに悪代官みたいで「悪いやちゃ」なわけで、そういう刷り込みがまた、ピキンとくるヒトにはきたのでしょうな。
 でも、ドラマも苦情がくるようなものじゃなきゃ、おもしろくないですから……といってもあと3回。どういう展開になるんだろうな。
 関係ないけど、オダギリジョーっていいよねぇ。

投稿者 かめちゃん : March 10, 2005 10:49 PM

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