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カメちゃんのお出かけ帳

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2005年05月23日

いっぱいいた風太くん

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 二足で立つレッサーパンダ。実は全国にいたそうな。しかも、歩くものまで……。いったいこの数日の風太くんブームはなんだったのだろう。これで下火になればいいと思ってはいるが(特定の動物への異常なブームは、その動物に悪影響を及ぼすと思うので)、メディアの怖さをあらためて実感した。かわいい動物、めずらしい動物は、メディアがちょっとしかければ、簡単に火がつく。チワワやクマノミやハムスターもそうだったけれど、かわいいものを観たい、手に入れたい(ペットにしたい)という心理はすさまじい。もちろん(うちでもモル飼ってるし)すさまじくてもいいけれど、問題は前にも書いたが、接し方だ。かわいい姿をみたいからと、大声で「立って~」と叫び、写真におさめたいからとフラッシュを容赦なくたく観客。さすがに職員が注意をしていたようだけど、この週末に集まった客は1万4000人だとか。それだけの視線にさらされるだけでも、ストレスになっただろう。
 あちこちにいた!という情報は、今朝の『とくダネ』で知った。司会の小倉氏が「だからちゃんと調べないで報道すると……」と言葉を濁していたけれど、風太くんのことを知ったのも『とくダネ』だった。おまけに、動物研究家をひっぱりだして、「めずらしい」「初めて見ました」などとお墨付きをあたえたのはどこだっけ? その反省の言葉だったのかも知れないけれど、まったく悪びれてはいない。「いいじゃん、いっぱいいても。かわいいことは確かなんだから」で視聴者もOKなのだろう。
「これは進化ですよ。500年後ぐらいには二足で歩くレッサーパンダは普通にいるんじゃないか」などと無邪気なことを言っていたコメンテーターもいた(これはほかの番組で)。動物園の動物の生死はいわばヒト次第。自然に帰すことはもうできない。確かに、500年後も動物園があり、そこでレッサーパンダが育てられ続けていたならば、野生のレッサーパンダとは違う能力を身につけていても不思議じゃない(その頃、野生は絶滅しているかも知れないが)。もし本当に、二足歩行が脳を進化させるというならば、500年後、知性を身につけたレッサーパンダは、動物園にいる自分たちをどう思うだろう。
 星新一の作品で(タイトルは忘れた)、動物園は、実は人間が動物たちの見世物になっている……というオチの小説があった。突然押し寄せた人間を、風太くんはどのように観たのだろう。少なくとも、仕掛けたメディアは、「またこんなにひっかかった」とみている気がしてならない。

投稿者 かめちゃん : May 23, 2005 12:45 PM

コメント

千葉動物公園行ったんだ。千葉の動物園といったら、もうなくなっちゃったけど、行川アイランド思い出すなぁ。レッサーパンダブームはそんなに長くは続かないと思うけどね。

投稿者 かめちゃん : May 25, 2005 08:14 AM

風太くん見たよ。去年千葉動物公園行ったとき。立っていたわけじゃないけどね。でもさ、その時は人は誰もいなくてね、「同じパンダでも、上野のジャイアントパンダは人気あるけどレッサーパンダは人気ないよねぇ」って話したのを覚えてるのよ!子供達もあまり興味示さなかったから、ゆっくりと見なかったし・・・ マスコミの影響は凄いもんだね。なんか、人々はマスコミによってコントロールされているようだ・・・ま、そのうちブームが過ぎればまたもとに戻るのかもね。

投稿者 きいこ : May 24, 2005 01:24 PM


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