MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« ドラマ『空中ブランコ』 | メイン | 揺れる住基ネット »

2005年05月30日

童話のアレンジ

2005-05-30.gif サン・テグジュペリの『星の王子さま』の著作権が切れ、今年は新訳がいっぱい出てきそうな気配。もしかしたら、現代風にアレンジを加え、結末の違う作品も出てくるかも知れない。
『星の王子さま』を童話ととらえるのかはさておき、童話というものは、時代によって、けっこう書きかえられている。代表的なのは『あかずきん』。子どもの頃読んだのは、グリム童話をベースにした翻訳もので、おばあちゃんを食べて化けていた狼にだまされたあかずきんちゃんは、危機一髪のところで猟師だったかに助けられ、おばあちゃんも狼のおなかから無事に生還した……というめでたしめでたしのお話だった。それをずっと大人になるまで信じていたのだが、会社の上司から(まだ「本当は残酷なグリム童話」が流行る前)「原作のあかずきんは、食べられて終わりなんだぞ」と教えられ、びっくりした。その原作というのはグリムではなく、その前のシャルル・ペローの作品(17世紀)のことで、さっそく本屋で確かめた覚えがある。シャルル・ペローにしても、オリジナルというわけではなく、もともとは民話として伝わっていた物語に手を加えたものだ。そのもともとの民話はもっと残酷(狼に騙されておばあちゃんの血と肉をたべちゃったとか)で下品だったようだが、ペローの読者対象は、宮廷やサロンのお嬢様たちであり、そんな残酷で下品な話はできない。……ってことで、「勝手に外出するのは危険ですよ」という教訓話にアレンジして発表したらしい。
 残酷な童話……といえば、アンデルセンもかわいそうな話が多い。今年は生誕200年ということで、NHKでは『雪の女王』のアニメを始めた。これも子どもの頃、絵本で読んだ覚えがあるのだが、ストーリーはちっとも覚えていない。そんなに長い物語ではなかった気はするのだが、NHKでは、オリジナルのままアニメ化するわけではないようである。どうやら「マッチ売りの少女」などのアンデルセンのほかの物語もからめてくるらしい。これも著作権がとっくに切れている作品だからできる技だろう。あとはオリジナルではかわいそうな結末の物語を(「雪の女王」自体はハッピーエンドだったと思うが)、どのように現代風にアレンジするのかがみものである。

投稿者 かめちゃん : May 30, 2005 10:26 AM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?