MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« ぼけ~ | メイン | 予習の読書『近代能楽集』 »

2005年06月06日

ニューロマーケティングって

2005-06-06.gif 『HOTWIRED』の記事はおもしろくて好きなのだが、最近の科学ネタには、少々、怖いものを感じる。6月1日付けのヘッドラインに、こんなのがあった。
『嗅ぐと信頼が高まる物質――スイスの研究チームが実証』
 嗅ぐと信頼が高まる? なんのこっちゃ……と読んでみたら、動物が自然に持っている物質、神経ペプチド「オキシトシン」は、他人への信頼度を高める(つまり警戒心をなくす)働きをするらしい。まあ、酒を飲めば、急に警戒心が解けたりするのと同じようなものだろうか。
「ふ~ん」で終われば別に怖い記事でもなんでもないのだが、「薬剤を使って人の感情を操作することは目新しいことではない」という生命倫理センターの所長さんの話なんぞがでてくるところから、「大丈夫か、この世界」と不安になってくる。
 資本至上主義世界にあっては「ものをどうやって売り込むか」という研究はどんどん進む。悪徳商法のみなさんは、人の心理をうまく利用したセールストークで責めてくるし、こっちがしっかりガードしていなければ、コロッとのせられてしまう(一度、のせられた。すぐにクーリングオフしたけど)。心理的なものならば、情報を得ることで、「あ、このパターンできたか!」と徐々に、利口になっていくのだが、もし、このような「物質でコントロール」されたりしたら、これは抵抗のしようがないではないか。
 もちろん、サブリミナルのように、「つかっちゃだめ!」と協定を結んだとしても、犯罪系のあくどい連中は、有効であるなら使うだろう。オキシトシンの香水? を匂わせてお得意のセールストークを繰り広げれば、たいていの人がひっかかる? なんて、まあ、いまのところないだろうが。
 こういう神経科学を応用した売り込みを「ニューロマーケティング」というそうだ。この分野の研究は始まったばかりのようだけれど、いったいどういう方向に進んでいくのやら。
 ともあれ、迎え撃つ消費者の立場とすれば、常に無駄遣いしないように心がけておくのが肝心。そうだ、「モッタイナイTシャツ」でも買いますかな(と消費してどうする!)

投稿者 かめちゃん : June 6, 2005 01:37 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?