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かめちゃんのBlog

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2005年08月02日

議員の自殺

2005-08-02.gif ある国会議員の日記に、こういう見出しがあった。「イラクでは毎日34人の市民が死亡、日本では毎日85人が自殺」。これは交通事故死より多い数字らしい。
 昨日、(党は違えど)その筆者の同業者である衆議院議員が自殺してしまった。遺書はないようなので、きっと突発的なものだろう。はやくも自殺の原因を推測する報道がなされているけれど、自殺は本人の意思によるものばかりではないと聞く。はっきりした理由などなく、ただ「ぼんやりとした不安」であっても死んでしまうものだ。たぶん、そんなことはみんなわかっていての原因探し。それぞれの立場を優位に導くために理由が欲しいだけだ。
 もし、報道にあるように「郵政民営化」をめぐってのことであったとしたら、「なんでそんなことで?」と考えてしまう。ご当人たちには大問題かも知れないけれど、やっぱり郵政民営化のことなど「どっちでもいい課題」としか思えない。これが、憲法改正をめぐる問題だったとしたら、悩みに悩むのもわからなくないのだが。
 この議員のことはまったく知らないけれど、国民の代表者が死を選ぶとは、少々、やりきれない。毎日85人の自殺者をなんとか食い止める政策を考えるべき人が死んでしまってどうするの? ……とはいえ、感情のないロボットじゃないんだから、悩みもするし病みもする。それを察知するのはやはり、周囲の人々の責任だろうけれど、だれもが自分の人生でいっぱいいっぱい。たとえ家族といえども見過ごしてしまうことは否めない。
 ロボット……といえば、先日、安部公房の『R62号の発明』を紹介する番組を見た。安部公房は好きな作家だけれど、『R62号の発明』は読んでいなかった。ストーリーは、やはり安部公房らしい、ぶっとんだお話。リストラされ自殺しようとしていた若者が、「生きた死体」としてスカウトされ、ロボットに改造される。そして、元いた会社にロボットとして働くことになり、そこで、人を効率よく働かせるための恐ろしいシステムを発明するのだ。
 自殺しようとした若者は、感情のないロボットになることで、はたして幸せになれたのだろうか? それは本を読んでみないとわからない。
 いまのご時世、いつ、誰が心のバランスを崩してもおかしくない。それを防ぐためにはなにをすればいいんだろう。すくなくともウチでは、モルモットのぼけーっとした顔をみれば「ふにゃ~」とストレスが消えてしまうのだが……世の中、そんな簡単なことじゃないですよな。

投稿者 かめちゃん : August 2, 2005 11:06 AM

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