MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« ドラマ『二十四の瞳』 | メイン | TBS特番「ヒロシマ」 »

2005年08月05日

再読『亡国のイージス』

2005-08-05.gif 映画はすでに公開中! なんだけど、そのまえに復習の意味で読み返した。……って、福井晴敏の『亡国のイージス』のこと。というのも、映画鑑賞済みの方々の感想を読んでみると「原作を把握してなきゃ、なにがなんだか……」というスピード展開のようなので(まあ、あの長いストーリーを2時間にまとめるんだからなぁ)、せめて人間関係だけでもおさらいしておこうと思ったのだ(登場人物がやたら多い)。……で、また、はまった。やっぱりこの小説は面白い。
 それにしても、映画でキャスティングが決まってしまうと、どうしてもその俳優に当てはめて読んでしまう。でだ。どう脳内補完しようとしても、仙石先任伍長=真田広之……じゃない! そのほかのキャストは、ピタッとはまっていい感じに読み進められるのだが、肝心の仙石伍長が違いすぎる。
 原作では、ハートは熱いが、見た目はさえないでっぷりしたオヤジの中のオヤジ。それをあのかっこよい真田さんが演じたら、原作の仙石は泣くでしょう(逆に喜ぶか?)。とはいえ、じゃあ、誰なら適役だろうと考えても、いまの40代で、原作どおりの仙石伍長を演じられそうな役者は思い浮かばない。20歳若ければ、西田敏行か?
 まあ、映画と小説は別物……という意見が多いので、たぶんそのように割り切るべきなのだろう。と思いながらも、映画はこの場面をどう描いているんだろうか? ってことを考えながら読んでしまう。仙石伍長が行のスケッチブックを見て、艦に戻る決意をする場面とか(感動~)、ひらめ作戦が失敗し無残な死体の浮く地獄の海で、「うらかぜ」の阿久津艦長がわずかな生き残りを必死に助け出そうとするところとか(これは映像化できないだろうなぁ)、実はアメリカにみんな騙されていたことがわかったときとか(本当に腹の立つ国だ……って小説ですが)、ヨンファが串刺しになっちゃうところとか(これもやれないだろうな)……。
 読み終わると「お気楽、極楽の日本人でなにが悪いんだ?」なん思ってしまうが、現実みても、そう簡単にはいかないことはわかりきっている。一読、エンターティメント性の高いマンガチックなストーリーではあるけれど、随所にぞっとするようなリアリティが織り込まれているわけで…… さて、映画はこの小説をどう解釈した?(っていつ観にいくんだ?)
 

投稿者 かめちゃん : August 5, 2005 05:36 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?