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2005年08月08日

映画『鋼の錬金術師』

2005-08-08.gif 『亡国のイージス』を観にいく前に、なぜか昨日、劇場版『鋼の錬金術師』を観にいってきた。これはTBSでやっていたテレビアニメの続編なのだが、実は、テレビは最初の数話しか観ていない。世界設定やキャラクターはいいのだけれど、あまりにグロい、残酷、重い……という内容で、観ていて辛くなったのでやめたのだ。しかし、このアニメ、根強いファンを多く持つ。少年向けアニメ……とおもいきや、そのファンの多くは女子中高生。キャラクターに惹かれてというのが一番の理由だろうけれど、思春期の少女というのは、けっこう説教じみた重い内容が好きなのだと思う。友だちと悩みの相談を通して、哲学的な話をとことんしたのは、中2から高2の頃だった。
 で、なんでそんな映画を観にいったのか。テレビ版の最後、主人公のエドは、錬金術の発達したいわば魔法の世界=非現実世界から、現実の1923年のミュンヘンへトリップしてしまっていた(これ、聞いた話で知っていた)。なので映画は、非現実世界よりも現実の世界での話がメインになる。1923年……第一次世界大戦と第二次世界大戦の合間。もちろんアニメなので、史実どおりに進むわけではないけれど、この複雑で描きづらい時代を、どのように見せようとしているのかに興味があったのだ。
 とはいえ、知識がなければちんぷんかんぷんになるのは必須。テレビ版のラスト4話を録画で観て予備知識を入れて挑んだ。
 で、観た感想。やっぱり、グロい、残酷、暗い、重い……。でもまあ、ストーリーはわかりやすく、構成もしっかりしていたし、メッセージも明確だった。とはいえ、現実を舞台にしたというよりは、その時代のイメージを借りただけだったかも知れない。実際の人物や団体、事件をうまく取り入れていたけれど、どれもステレオタイプ。でもまあ、中高生がメインターゲットのアニメであれば、それでいいのだろう。
 ラストは錬金術の発達したもとの世界に戻って終わりかと思えば、兄弟そろって現実世界に戻ってきてしまう。彼らは錬金術の使えない普通の少年として、暗い時代を生きていく事になるわけだ。しかも、彼らの世界から持ち込まれたウラニウム爆弾を追って旅に出るというシチュエーション。つまりは「夢の世界(=アニメの世界)と現実の世界の扉を閉めて、現実を見て生きよ」ということなのだろう。
 広島に落とされたウラニウム爆弾(=原爆)は、実はナチスが開発したものだった? という説があるらしい。もし、続編を作るのであれば、原爆開発の1938年頃から終戦までを描いてもらいたいものだ。でも、そのとき、エドは30後半のおじさん?! やっぱ、続編はいいや……。

投稿者 かめちゃん : August 8, 2005 12:28 PM

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