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2005年09月10日

ホワイトバンドデー

2005-09-10.gif 著名人が次々に現れ、3秒ごとに指を鳴らすCM。ずいぶん前から流れているけれど、これは世界中のNGO団体が中心になって繰り広げている「ほっとけない世界の貧しさキャンペーン」のCMだ。世界では3秒にひとり、貧困で命を落としている。先進国では食物がありあまり捨てているというのに、この歪んだ情勢はいったいなんだろう。国連のミレニアム会議では、「2015年までに世界の貧困を半分にする」という目標を立てている。しかし、9.11以降、世界の関心は対テロ政策という安全保障に移ってしまい、この目標が忘れられている……ということで、関心を持続させる意味でこのキャンペーンは組まれているらしい。
 今日は、そのキャンペーンのイベントの日だ。なんてことない、「白いバンドを腕にまいて意思表示しよう」という日。このバンドは300円で売っている。その売上金は募金にまわるのかとおもいきや、そうではない。今後のキャンペーンのために使われるだけだ。というのも、貧困救済=募金というのは一元的なことで、そもそも募金で金が集まったとしても、そのほとんどは、債権国への借金返済で消えてしまう。根本的に政治のあり方をかえなければ、解決しようがないという考えのもと、とにかく貧困国の現実を知ってもらい、関心を持ってもらい、自国の政治のあり方を考え、変えてもらうというのが趣旨なのだ。
 彼らの目標ははっきりしている。1.援助の方法を、自力で食べていけるシステムに変更すること 2.借金を帳消しにすること 3.富める国はますます富み、貧しい国はますます貧しくなるという現在の貿易のシステムを変えること ……である。どれも、個人で動かせることじゃない。だからこういうイベントを立ち上げて、運動を大きくしたいということだ。
 日本では、難病の子どもが日本では受けられない手術を海外で行うため、援助金を求め、多くの人々の善意が集まり、その力で命をつなぐことができている(なぜ国内でできない? という問題はさておき)。それは、その子の顔が見え、その家族の熱意が伝わり、応援したいという気持ちが高まるからだろう。かたや、3秒にひとり死んでいく……といわれても、その国の人々の顔が見えないため、「なんとか助けたい」という気持ちがいまひとつ盛り上がらないのではないだろうか。
 キャンペーンは広く知らしめるひとつの手段ではあるけれど、なにかもうひとつ、心から「こんな世界じゃダメだ」と思わせる方法はないものだろうか。なんてことを考える1日になればそれはそれでいいのかも知れないが。ちなみにこのキャンペーンのホームページは、ここである。http://www.hottokenai.jp/
 

投稿者 かめちゃん : September 10, 2005 09:37 AM

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