かめちゃんのBlog
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2005年09月25日
またまたDVD鑑賞『トロイ』
ほんとにこのところ、毎日のようにDVDを観ている。が、全部の感想を書くのはめんどいので、印象に残ったものだけ。……といっても今日のお題目、『トロイ』(2004年・米)は、ストーリーが云々というよりは、戦闘シーンで、大きな火の玉を転がすところがあるのだが、「あんな戦術ありかいっ!」という意外性で印象に残った。洋画の俳優には疎いので、主役のアキレスがブラッド・ピッドだと知らなかった。アキレスは、もっと有名どころのイケメンつかってよ……と思ったけど、大スターだったのね(失礼)。
話は、ホメロスの大叙事詩『イリアス』の映画版……と思いきや、それを現代風に解釈したものでした。なにが違うって、神様が出てこない! 神様も一緒になって戦争してほしかったのに。あるいはホメロスが広場で集まってきた人々に『イリアス』を語り聞かせるような演出とかほしかった。あるいはアレキサンドロス大王が『イリアス』を読みふけり(ここでドラマ挿入)、読み終わったとたん「自分はアキレスの生まれ変わりだ」と大勘違いして大遠征に乗り出す(続きは映画『アレキサンダー』で)とか、あるいはゼノンが「アキレスと亀」のパラドックスを思いつきほくそえむとか(関係ないですな)、あるいはシュリーマンがトロイアの遺跡を発掘して、そこから過去へタイムスリップ!(って彼が発掘したのはトロイアよりも後の時代の遺跡だっけ。まあ本人は勘違いしていたからいっか)。
と、ごちゃごちゃ考えたくなるほど、いまひとつ、面白みにかけたのだ。現実的すぎる。いや、もちろん作品のコンセプトが現代に通ずる価値観(情熱と愛ですよ、愛)を打ち出すことだったのだろうけれど、『イリアス』は歴史というより文学なわけで、しかも3000年もの長い時代を通して延々と語り継がれてきたわけで……わざわざ現代解釈しなくても十分、理解されたと思うのだが。
ちなみに、コンピュータウィルスで有名な(?)トロイの木馬は、イメージどおりでした。
まあ、つまりは現実的な歴史スペクタルじゃなく、神話的なファンタジーがよかったのに……ってことですが、これはあくまで個人の趣味なので、いい悪いの問題ではないですな。
投稿者 かめちゃん : September 25, 2005 01:37 AM
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