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2005年10月04日

いまどきのオタク

2005-10-04.gif マーフィーの法則ではないけれど、どうして仕事が舞い込むときは一気にやってくるのだろう。昨日はトリプルで仕事をかかえ、1日中、机に張り付いていた。
 ラルの病状は良くもならず悪くもならず……ではあるけれど、生牧草と生野菜は自力で食べるので、このままの食欲をキープしつつ、消化器が改善してくれることを祈るのみ!
 で、ラルの様子を横目でみつつ、仕事のBGMにと、いつものごとくインターネットニュース局「Videonews(の「丸激」)」を拝聴。が! 今回はいったいなんですかっ! 毎週、政治や社会ネタをまじめに論じる番組ではあるけれど、月の週が5回あるときは、その5回目は映画ネタや雑談のいわゆる「息抜きの回」となる。で、今回は、「オタク入門」。論客は、社会学者と精神科医とジャーナリスト。いや……あまりに面白くて仕事が手につかない。いや……あまりにディープすぎて聞かずにはいられない。
 <おたく>というのは、昔は蔑称だったというけれど、今もやはり、偏見はバリバリにあるでしょう。『電車男』はテレビも映画も観ていないし本も読んでいないのでなんともいえないが、あれは結局、オタクの世界から抜け出しめでたし、めでたしという物語で、「陰」から「陽」へ、「虚構」から「現実」へ脱皮するのが正当というイメージがあったからこそ、あれだけヒットしたのだろう。もし、彼女もオタク世界にこもってしまい、ふたりだけの世界で幸せ~というオチだったら、少なくとも一般受けはしなかったろう。
 が、彼らの話を聞いていると、そのイメージが「あれれ?」とひっくり返ってくる。いまどきのオタクは、「現実になじめないから(人付き合いが下手だから)、アニメやゲームなどの虚構の世界に引きこもる」というのではないというのだ。現実と虚構の違いははっきりとわかっている上で、「現実なんてつまらないでしょ」と現実よりも虚構のほうが「価値が高い世界」として捉えているらしい。つまり、「現実逃避」ではなく「脱・現実」。「現実の女性とつきあえない(=もてない)」からではなく、「現実の女性はつまらないから、つきあいたくない」というタイプが多いということだ。
 まあ、現実が楽しいかつまらないかと聞かれれば、楽しいことは楽しい。だけど、現実がいいか悪いかと聞かれれば、グノーシス派じゃないけれど、この世界はサタンが支配してないか? と思いたくなるほど、ひどい場所だとは思う。「楽しい」と感じるのは、100人の村の一番裕福な一人であるからで、世界がどうなってるかぜんぜん観ていないから(自分の世界しか知らないから)に過ぎない。
 いまどきの「現実はつまらない」というオタクたちに、「現実はいいぞ!」と心から言える大人たちは、果たしてどのぐらいいるのだろう。が、今朝、culiが病気のラルが一生懸命、牧草を食べているところを観ながら「だから本物がいいんだよ」とぼそりと言った。生命力の神秘に対する感動は、人の手が及ばないからこそ得られるもの……なんだろうな。

投稿者 かめちゃん : October 4, 2005 12:44 PM

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