MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« はまるドラマ | メイン | 再生マウス »

2005年11月01日

和解の象徴

2005-11-01.gif ドイツのドレスデン聖母教会が復活したらしい。といっても、ニュースを知るまでこんなプロジェクトがあったとは知らなかった。
 第二次世界大戦で米英軍の攻撃で壊滅した教会の瓦礫から、10万個以上の破片を集め、パズルのように組み合わせ再建したというのだ。着工から10年(意外と早い!)、総工費は1億3000万ユーロ(約184億円)だそうな(asahi.comより)。瓦礫がそのまま残っていたのは、旧東ドイツ政府の資金不足、戦争の悲惨さ(米英軍の惨さ)を記憶に留めておくため……だったようである。
 このプロジェクトのドキュメンタリーを昨年の秋、NHKのBSでやっていたようである。チエッ。観たかった。というか、教会が完成した今、再放送してよ>NHK。
 報道やその番組を見た方のブログなどを見てみると、再建により、この聖母教会は「戦争の悲惨さを伝える象徴」から「和解の象徴」へと生まれ変わったようである。ドームの上部に取り付けられた黄金の十字架は、かつてドレスデンの街を空爆した英兵の息子の手でつくられたものであり、また、ナチスの迫害を受けたポーランド人から彫像が寄付されていたり、かつての敵国や被害国の人々から多くの寄付金(費用の7割は世界中からの寄付金)が寄せられ完成したもの。戦争の辛い記憶を乗り越え、和解していこうという前向きな精神の象徴なのだ。
 というドイツの話を聞くと、うらやましい……。どうしてアジア(日・中・韓)はこうはいかないのか。どうして、いつまでも戦争の憎しみ合いを続けていこうとするんだろう(といっても、原爆ドームを見てアメリカ憎し! という思いを抱く人はなぜか少ない)。アジアにはドレスデンの聖母教会のような和解の象徴になりえるものはないのだろうか(といっても、宗教バラバラだしなぁ……)。別に壊れた建物を再建する……というものではなくても、新たなプロジェクトを考えてもいいのではないだろうか。というか、民間レベルでは(あるいは商業的には)あちこちで共同プロジェクトは行われている。が、ニュースにはならないし、とりあげられるほどの大プロジェクトがないのだろう。三国で共同の戦争被害者慰霊碑とか作ったらどうなのか? とも思うが、靖国問題だけでも大混乱しているのに、無理か。
 まだまだアジアはヨーロッパの精神的レベルには達していないということでしょうかね。くやしいの。

投稿者 かめちゃん : November 1, 2005 11:59 AM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?