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2005年11月21日

マンション建築

2005-11-21.gif 今夏からずっと、部屋の目の前ではマンションの建築工事が進められている。仕事机が窓に向いているため、カーテン越しに、工事のおじさんたちの働く姿が目に入ってくる。9月頃にはその工事の音がうるさくて防音シートまで買った(なのに、購入直後には鳴り止んでしまった。5000円もしたのにぃ……)。そんなわけもあって、工事のおじさんたちに向ける目も敵愾心にあふれていたわけだが、日々、彼らの仕事ぶりを見ていると「まじめに、がんばってるなぁ」と気持ちが穏やかになってきた(音がやんだせいだろうけど)。
 朝8時の掃除からはじまり、昼はきっかり休憩1時間とり、雨の日も風の日も(?)寒空の下、夕方6時までまじめに働いている。日曜日は休みのはずなのに(作業はしなくても)、誰かがやってきては状態を確認している。彼らの態度からは、自分たちが着々と作り上げてきたものへの誇りと愛情を感じとれるのだ。
 数日前、建築士が耐震強度の計算式を偽造していたというニュースがあった。偽造されたのは首都圏のマンションやホテル20棟ほど。そのうち数軒が「あなたのマンション(ホテル)は震度5の地震に耐えられません」なんて通告され、住民や経営者は、怒りと戸惑いと悲しみで大混乱を起こしているようだ。そりゃそうだろう。いつ地震が来てもおかしくないといわれているこのご時世。スマトラ沖に続き、パキスタンの悲惨な地震報道がかけめぐったばかりなのだ。
 この手の話で怖いのは、原因が個人の問題というよりも、むしろ業界の体質だった場合である。だとすれば、これは氷山の一角に過ぎないのだから。
 実は、我がマンションがまだ建築中のとき、工事のおじさんたちが愚痴っているのを耳にしたことがある。細かい内容は忘れてしまったが、「時間がないのに無理だよ」みたいなことを言っていた。時間がないというのは、納期のことだろう。で、その~、なにが無理だったの?
 そのときはあまり深く考えなかったし、こんなニュースがあるまで忘れていたが、いまになってみると気になる。現場の人々はがんばっていいものを作ろうとしているのに、設計士や発注者が納期やコスト削減のために無理を言ったり偽造したりでは、現場の人々も救われまい(それでいて、ギャラはそっちのほうが遥かにいいんだもんな)。
 こういう問題が起きたら、被害者住民は当然として、現場の人々も、もっと怒るべきじゃなかろうか。目の前で今日もがんばっている工事のおじさんたちを見ていると、彼らもまた犠牲者に思えてくる。ただ、経験上「こんな設計で大丈夫なのか?」と思わなかったのかどうかはわからない。もし、変だと思いつつも「自分の責任じゃないし」と問題を棚上げしてしまったなら、同罪だけどね。

投稿者 かめちゃん : November 21, 2005 11:50 AM

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