MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« お歳暮のお礼状は… | メイン | ゲームは悪影響? »

2005年12月19日

ドキュメンタリー『アメリカはなぜ戦うのか』

2005-12-19.gif 昨日の昼間、『アメリカはなぜ戦うのか』という2時間近くもある長いドキュメンタリーをNHKでやっていた。政治家、軍人、アメリカ市民、それに9.11犠牲者の遺族、ベトナム移民などなど、多くの人々へのインタビューと映像資料から、アメリカがなぜ軍事大国へ走っていき、また走り続けるのかを描いていた。バックに流れる音楽が情緒的すぎて、反戦的感情を煽るような意図を少々、感じつつも、これは観るべき価値のある番組だった。
 内容的にフランスかイギリスの作品か? とおもいきや、アメリカのシャーロットストリートフィルムズの制作で、しかもサンダンス映画祭でドキュメンタリー部門のグランプリをとった作品だそうで。よかった。アメリカは、まだ自己批判ができる国のようである。
 内容が濃く、ひとことでまとめるのは難しいのだが、かつてアイゼンハワー大統領が懸念していた軍産複合体の巨大化が、「9.11を境に現実化してしまったのだよ、歯止めが利かないのだよ、これが資本主義の怖さなのだよ、これは国民が権力への警戒を怠った結果なのだよ、だけど情報が操作されているから国民はどうしてもだまされちゃうのだよ、というわけなので残念ながら、この先もますます戦争をし続けることになるのだよ……」といったところか。
「なぜアメリカは戦うのか?」とマイクを向けられた老若男女の答えは、「自由のため」「正義のため」「平和のため」とそれぞれ自信を持って答えているけれど、構造的には「軍需産業の儲けのため」という図式が成り立っている。「戦争の闇の中で、人間性が鉄の十字架に掛けられている」と言ったアイゼンハワーの言葉は、そのまま「経済至上主義の闇の中で、人間性が鉄の十字架に掛けられている」に置き換えてもいいのかも知れない。
『サンデー・プロジェクト』では、姉歯元建築士による耐震偽装問題をとりあげていた。この問題も根っこは同じ。決して個人の資質の問題ではすまされまい。

投稿者 かめちゃん : December 19, 2005 03:13 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?