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2006年01月23日

諸行無常?

2006-01-23.gif この土日、雪のために外にでかける気にもなれず、久しぶりに朝からテレビをつけっぱなしにしていた。報道番組はあいかわらず、どこも同じネタを追い掛け回すのみでつまらない。

 なかでも『サンデープロジェクト』の生放送中にホリエモンに電話をかけて、強引にコメントをとろうとする姿勢にはあきれた。しかもCM前の告知。「いま電話している」と、視聴者にチャンネルをまわさせないよう演出するのはさすがテレビショーのプロ。けっきょく(というか案の定)、ホリエモンは電話に出てはくれなかったけど、視聴者がチャンネルを変えずにCMを見てくれたなら、番組としてはOKなのだろう(……って、だめだ。どうしても『CM化するニッポン』からぬけだせない~)。
 が、そのホリエモン。数時間後のブログには、しっかりこう書いていた。

「なぜかテレビ朝日のサンデープロジェクトの人が、私の携帯電話番号をどこからか入手してきて、突然、10回以上もテレビに電話で生出演しろと(放送で告知しているからと)半ば脅迫めいた電話をかけてきました・・・・」

 すぐに舞台裏を公表されるこの時代。やはり必要なのは、礼節ですか。礼節といえば、まだ容疑者にもなっていない段階で、メインキャスターが「堀江」と呼び捨てにするのはまずいでしょう。報道人が呼び捨てにするのは、犯罪者だけではなかったか?

 さてこの一連のライブドア報道。なかでも「おもしろいな」と思ったことがある。いや、事件にはぜんぜん関係ない話なのだが、堀江氏の好きな言葉が「諸行無常」だって、知っていました?

 ずいぶん前から著書やインタビューで語っているようなのだが、それを知ったのは、『Videonews.com』にあがっていたビデオ「外国特派員協会」での弁護士・永沢徹氏の会見でだった。外国特派員協会では、(そこで記者会見を行った)ゲストのサイン帳があるそうだ。そのなかに、上り坂だった頃の堀江氏のサインがあった。乗りに乗っている彼が、どんなコメントを寄せているのか……と興味津々にめくってみれば、そこにはただ四文字「諸行無常」とあったという。永沢氏はそれを思い出し、「今回の事件を彼は予感していたのかも知れない」と語った。「どんなに成功していても、どこかむなしさを感じていたのではないか」と。

「うそだぁ」

 ……と思いますよねぇ。で、堀江氏はいったいどんな意味で「諸行無常」という言葉を使っているのか知りたくなった。これが意外と簡単に見つかった。彼の好きな言葉だったので、あちこちに書いているのだ。たとえば、『PRESIDENT VISION』という社長さんのためのメールマガジンのインタビュー。ここで彼は、「諸行無常とは、エントロピー増大の法則とおなじ」と言っている。つまり、すべての事象は変化する(しかも、放っておくと崩壊に向かう)。なので、ひとつの考えに固執せず、常にメンテナンスをして新陳代謝をよくしなきゃいけない……というわけだ。前向きである。やっぱり、彼の辞書の「諸行無常」には、永沢氏のいう「はかなさの憂い」はないように思える。

 諸行無常は、仏教用語。国語辞典には「この世の中のあらゆるものは変化・生滅してとどまらないこと。この世のすべてがはかないこと(大辞林 第二版)」とある。が、本来は宗教的意味があるはずだ。その解釈は、もっと奥深いものがあるのだろう(仏教徒じゃないのでわからないけど)。「他力本願」の意味が間違って使われるのと同様、宗教的言葉は軽々しく使うと誤解が生じる。少なくともサイン帳に残した彼の言葉から「成功してもむなしさを感じているのでは?」と、なにかしら奥深いものを感じとった永沢氏は、ホリエモンに対するイメージを変えたのではないだろうか。いや、この話を聞いた特派員協会にいた記者たちも……。
 ちなみに、外国特派員協会は、外国メディア向けなのだけど……「諸行無常」ってどう訳す? それによってもホリエモンのイメージって変わりますよねぇ??

投稿者 かめちゃん : January 23, 2006 11:05 AM

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