MENU
カメちゃんのお出かけ帳

チームマイナス6パーセント

かめちゃんのBlog

« 読書(まとめて) | メイン | しばらくは…… »

2006年02月08日

続く騒動

2006-02-08.gif 数日前にネタにした「デンマークの風刺漫画掲載問題」、とうとう国連、イスラム諸国会議機構、欧州連合の沈静化への共同声明が発せられるほどの騒ぎに発展してしまったようである。中東、EU、アフリカ、ついで東南アジアにも飛び火しているようで、これを消すのはそうそう簡単ではなさそうだ。

 暴徒化するイスラム教徒……やっぱり怖いなぁ、というイメージをどうしても抱いてしまう。だけど、暴力に訴える連中は、政治的に利用された一部に過ぎないということを忘れちゃいけない。

 JMM(メルマガ)に『平らな国デンマーク/子育ての現場から』という連載記事がある。デンマーク在住の造形作家、高田ケリー有子さんのレポートだ。先々日、この騒動を扱った記事が掲載された。タイトルは、『報道されないムスリムの嘆き』。現地で冷遇されているムスリムの話かと思ったら……違った。
 記事には、「デンマークに住む多くの人が多少なりとも、ムスリムとの交流をもって生活している」「(すべての人が親しく接しているわけではないが)、習慣として多くの人が集まる場には必ずムスリムの人たちもいるので、そうした人たちへの配慮を自然にしている人が多い」とある。つまり、これまでうまく共存してきた現実があるということだ。そして、「(デモの中には、ムスリムも含む市民が)双方の感情的な行動を自粛するように促すものもある」と、今回の騒動を市民レベルで沈静化しようとしている動きもあるということを伝えていた。
 ようするに「こんな騒動、迷惑なんだよ」という市民がまわりには多いという話だ。が、メディアは、一部で起きている対立を際立たせるような事件ばかりを追ってあおぐ。火に油を注ぐように、双方の怒りを助長しまくっている。タイトルの「ムスリムの嘆き」とは、そんなメディアに対する「嘆き」のことだった。

 確かにその通り。イスラムは怖い……なんて、ちょっと煽られたか。メディアの特質を忘れ、その報道に揺さぶられるようでは修行が足りない。本来の教えは「暴力で解決せよ!」なんてものではないし、一連のテロを含め暴力を肯定しないムスリムが圧倒的に多いことを忘れてはいけない。

 ただ、世の中というものは、大多数が「迷惑」と感じていることであっても、一部の勝手な行動で、あれよあれよと動いてしまうもの。ほんとになんでそうなるのか。なんでとめられないんだか……。
 ともかく、冷静さを取り戻し、とっとと正常化して欲しいものです。

投稿者 かめちゃん : February 8, 2006 01:39 PM

コメント


コメント用ボックス

コメントをお寄せくださる際は、お名前(必須)、メールアドレス(必須)、URLをご記入ください。




保存しますか?