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カメちゃんのお出かけ帳

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2006年06月14日

Wカップ熱

2006-06-14.gif この4日間、仕事に追われて家のことがなにもできなかった……サッカー負けるし(関係ないが)。

 この時期、日本中がサッカー一色になるのが気に入らなくて(BS『世界のニュース』までがお休みとは!)、サッカーなんて観る気どころか、日本が勝とうが負けようがどうでもよかった。
 が、(0時にチケット争奪戦!をするため)時計代わりにテレビをつけていたら、「なんて負け方してるんだ、こらっ!」と、つい仕事の手を休めて観てしまった。どっちでもいいと思いつつも、やはり日本を応援してしまうようである。

 今月の『創』で、精神科医の香山リカ氏が、ワールドカップ期間中の異常な盛り上がり(メディアがサッカー一色になり、しかも、日本中の誰もが興味を持ち、日本代表を応援するものという空気)を不自然に思わない人々の心境を、「自分ではもはや意識できないほど、愛国者であることが身体にまでしみついてしまった日本人」と書いている。そしてそんな愛国者を「国と自分は愛するが、人々と社会は愛さない」という不思議な信条を持っているようだと、現代の医師を目指す学生を例にして分析している。

 なんでも、脳神経外科、外科、小児科医のなり手は減少し、形成外科、皮膚科などのなり手が増えているそうだ。つまり、医師は医師でも、将来は自由診療の美容系クリニックを生業としようとしている人々が増えているということらしい。
 つまり、責任の伴うキツくて重い仕事に「やりがい」や「自分らしさ」を求めるよりも、「ラクとお金」「責任や負担の軽減」を望む人が多くなったのではないか? というわけだ。

 人と社会を愛さないのに、国を愛する? というのはよくわからない。確かに、テレビをほとんど見ない生活をしていても、スーパーにまで「ワールドカップ日本代表応援コーナー」なるものがあり、否応なしに目に止まる……いや、目に余る状況は「いい加減にしてよ」と思う。だが、この日本応援一色になっているのは、ナショナリズムではなく、ただの経済的要因によるお祭り……だよねぇ?

 マスコミのはしゃぎぶりも、スーパーの便乗も、「愛国心」よりも「人々の興味が集まるものは売れる!」ってことで大騒ぎしているように思うのだ。が、その興味がどこからわいてくるかといえば、情報の露出度。マスコミや商店街で宣伝すれば宣伝するほど、人々は興味を引かれ、それをまた煽り立てるから、ますます興味がわき……と、だんだん人々の興味の対象がひとつに集中するようにできているのだ。

 もし、日本が負け続け、弱っ! ってことになったら、応援する気もなくなり、マスコミもスーパーもこんなに盛り上げることはなくなるだろう(アメリカのように)。それはいいことなのか、悪いことなのかはわからない。なにしろ、サッカーで戦争しちゃった国もあるようなので、スポーツが、国民の意識をまとめる武器にはなるのは確かだろう。でも、勝ってくれれば、みんなHAPPY! で元気になるのも確か。まあ、まずは、元気になるべきですよな。

投稿者 かめちゃん : June 14, 2006 03:52 PM

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