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2006年08月03日

クロちゃん夏休み日記(その2)

2006-08-03.gif

 今日は月に一度の紙ごみ(本とかダンボールとか)回収の日。くわえて、週に一度のペットボトルや空き缶などの資源ごみ回収の日でもある。ってことで、ゴミ置き場はすんごいゴミの量で、そのゴミの中から空き缶をあさっているホームレスのおじさんの姿があった。  

 近所の人を含め、いつも見て見ぬ振り。注意するでも話しかけるでもなく、「無視」である。で、いつものように、ゴミを捨て、無視して戻ろうとしたのだが……こともあろうに、家のカギをゴミと一緒に放り投げてしまったのだ!!!(オートロックなので、たとえゴミ捨てでもカギをもってでるのだ)。

「ぎゃーーーっ! カギ落としちゃったーっ!」
「ええっ?」ととなりで驚くおじさん。
「どうしよう……うわ~ん、探さなきゃ!」
「ゴミの間にはいっちゃってるか、どっか、ゴミの上だろう」とおじさん、缶を集める手をとめて、ゴミを分け始める。
「うえ~ん、どうしよ~、どうしよ~、どうしよ~」と半ばパニック。おじさんは落ち着いて「ゴミの上だよ、下には落ちてないよ」と励まし(?)の言葉。
 その間、同じマンションの人がゴミを捨てにくるも、だれも声をかけてくれず!(どうしました? ぐらいの声はかけないか? フツー)
「カギ落としましたって張り紙をしておいたら、ゴミ回収の人が注意してひろってくれるんじゃないか?」とおじさん。
「えー、でも、カギだよ? 誰かに拾われて悪用されたら……」
「……」
 その後、ふたりで黙って探し……ふと、雑誌の山の上をみたら、キラリ……。
「あ、あったーーーーーっ!」
「おお、あったか、よかった」
「ありがと、ありがと、ありがと~」と何度もお礼。おじさん、にっこり。よくみると、堀の深い仙人のような顔をしている。

 この近所には、数人、ホームレスのおじさんがいる。いままで誰一人とも話したことなどなかったけれど、フツーに温かい人ではないか。
「ほんとに、ありがと~、助かりました」
「よかった。オレ、缶ひろいだから、疑われちゃうしな」とおじさん、ぽろり。
「え?」

 そっか、なんて馬鹿な言葉をいったのだろう――「誰かに拾われて悪用されたら……」。決しておじさんを疑って言った言葉ではないのだが、彼にとってみれば「自分が疑われる」ととってしまったようである。
 そのひとことで、彼に向けられている世間の目がわかった気がした。これからは、おじさんをみかけたら、笑顔で声をかけてみよう。

投稿者 かめちゃん : August 3, 2006 10:50 AM

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